やってくれました!
遅ればせながら愛馬の今季初勝利にして、デビュー2戦目での勝ち上がりも過去最速
本当にうれしい限りです
しかも、進路を探してウロウロ(斜行)しながら上がり最速の脚を使い、東スポ杯2歳Sより速いタイムで走ったっていうんですから、名前のとおり覚醒してくれたのかも(笑)
一方で、気性的な課題も見えたので、馬体の弱さとあわせ、この後の休養で成長を促して欲しいですね
■ RECENT STATE ■
11/28 斎藤誠厩舎 28日の東京競馬では五分のスタートを切るがその後は中団後方の内から進める。悪くない手応えのまま直線へ向かい進路を探しながら差を詰めてきて外に出すと前をしっかり捕らえて優勝。 「ゲートのことは前走のレースを見直しても、柴山さんから話を聞いても理解はしていましたし、ある程度は覚悟していました。しかし、実際は思っていたよりも出てくれましたね。それで馬込みのなかで競馬ができたのは経験としてプラスにはなったのかなと思っていました。それは良かったのですが、終始ビクビクしていて、まるで“ライオンがいるかも”とまわりを探るような素振りに思えるほどだったんです。直線も本当は内に入って行きたかったのですがなかなか入っていかなくて、例え入れたとしてもモタモタするかもしれないと感じたので外に切り返したんです。ただ、そこも繊細さを出して逃げるように大きく外へ出てしまって…。その結果、他馬に迷惑をかけてしまいました。広いところへ出るとフットワークも大きいものに変わり、良い走りを見せてくれましたから、精神面がしっかりしてくればもっと良さが出そうな感じですね。良い馬だと思いますし、これからが楽しみですね。ありがとうございました」(北村宏騎手) 「おめでとうございました。昨日ゲート練習をしておいたのですが、あまり出ていかなくて前走と変わらないかもと正直思っていたんです。しかし、実戦では思った以上の、この馬にとっては良いスタートを切ってくれたと思います。馬群で競馬ができたのは良かったのですが、繊細な部分を全面に見せてしまい、直線でも怖がって外へ飛んでしまっていましたね。普段は隊列を組んで動かしているので、レース前などでいつもと違う形になったときに余計に怖がってしまうような状況になったのかもしれません。良い部分と今後の良化の余地の分と両面を見ることができました。充実してくるのはもっと先でしょうし、長い目で見ながら成長を促していければ理想的と思っています」(斎藤誠師) 前走後はトモと精神面のリセットをメインに時間を設けて調整して今回のレースへ挑みました。その結果、実戦でのゲートにも進展を見せ、経験をしっかりとプラスに活かしてくれるセンスを見せてくれました。今回は精神面の繊細さを見せ、今後の課題点が改めて見つかりましたが、これも今後の馬の成長を促すことができるいい経験になったのではないかと捉えたいですし、さらなる前進を図っていければ理想的と考えています。今後については様子を見た上で決めていきますが、基本方針としては長い目で見守っていければという考えでいます。 |