クラブからのお手紙には、どこの牧場に行くとは書いていなかったものの、生まれ故郷の白老に戻れたのかな
繁殖に上がることは間違いなさそうな文面だったので、親とは違う厩舎で募集されることを祈りつつ、どんな仔が産まれてくるのか心待ちにしたいと思います
キュリ、お疲れさま
さて、そんな別れの春、私も慣れ親しんだ街を離れ、またもや単身赴任での転勤となりました
まだ今年の開催は始まっていませんが、世界で唯一の競馬場がすぐ近くにあるので、これから毎週末はこちらの競馬観戦になりそうです
■ RECENT STATE ■
| 3/25 引退 ２５日の中京競馬ではスタートを五分に出て後方待機。向こう正面あたりから徐々にポジションを上げて好位で直線に向くが、追い出してから伸び切れずに７着。 「小倉だと小回りの分だけどうしても位置取りが後ろになってしまいますが、今日は広い中京で頭数も少なかったですし、いつもより早めの競馬をしていきました。直線も一瞬は反応してくれて“おっ！？”と思ったのですが、結局最後はみんなと脚色が同じになってしまい伸び切れませんでしたね。能力は秘めているものの女の子で気難しい面もあるので、もしかすると勝負どころで外から来られてしまったことも影響したのかもしれません。最近は落ち着きもあって乗りやすかったですし、今回がラストランの予定だと聞いていたので何とかいい競馬をお見せしたかったのですが、うまく導いてあげられずに申し訳ありませんでした」（横山和騎手） 「頭数が多くなく、自分の力を発揮しやすい条件はいいことだなと思っていました。ラストランになりますし、有終の美を飾る走りをして欲しいと期待して送り出したのですが、なかなか思うように行かなかったですね…。ペースが遅かったとは言え、ちょっと気分良くペースもポジションも上げすぎてないか…これだと最後は気を抜いてしまうのではないか…と心配していたのですが、その通りになってしまいました。小倉での２戦でスタイルが分かっているとは思っていたのですが、申し訳ありません。おそらく今回も力を出し切れなかったのではないかなと思うので、フルに力を出せるとどれだけ走れたのだろうとつい思ってしまうのですが、そのあたりは子供に夢を託したいですね。引退期限一杯まで走ってくれてキュリに感謝しています。そして、みなさんには最後まで応援くださり本当にありがとうございました」（戸田師） いつも後ろから行くこの馬としては今日は積極的に進める展開となりましたが、最後は伸び切れませんでした。とはいえ、勝ちに行く競馬をしてのものですしジョッキーも色々と考えて乗ってくれたと思います。気性面の難しさからなかなか思うような結果を出すことはできませんでしたが、初勝利を挙げた時や先月の小倉の激走など、いい意味で我々の期待を裏切ってくれたこともありました。６歳牝馬の３月ということで引退時期となったため、ここで競走馬登録を抹消することとなりましたが、今度はきっと子供たちが母を超える活躍を見せてくれることでしょう。これまで長い間ご声援いただきありがとうございました。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 |
