麦わら海賊版が往く…

祈復興

まず初めに、こんな時にブログ更新を行うかどうか悩んだんですけど、いくつか書きたいこともありましたので、お許しくださるようお願いいたします。

で…皆さんご存知のように山元や美浦トレセンの在厩馬はなんとか無事のようで、これらの馬が出走できる状態にあるかどうかはわかりませんが、来週からは競馬を開催する方向で検討されてるとのことです。

こんな大変な時に競馬なんて…と思われる方もいるとは思いますが、競馬開催で生まれた売上金を被災地に贈るとか競馬場周辺(かなり甘めの広範囲で)の環境整備を行ったら、日本中央競馬会の公益性もかなり評価されると思うんですけどねぇ。 日本中央競馬会法や定款なんかの関係もあるので特別措置法でも作らなきゃ無理でしょうかね。

さて、中越地震の際に被災地に派遣された時の経験からすると、個人からの救援物資は、暖かい気持ちがこもっており大変ありがたいのですが、地元自治体が混乱している状況下では仕分けをする人手が全然足りませんし、同じ種類のものがたくさん無いと平等に支給できないため結局住民の手に渡らないということになりかねません。 正直なところ、個人の方は控えていただき、企業からフリースとか同じものが大量に届けていただけると一番早く被災された方々に届けられると思いますので、大企業の皆々様よろしくお願いいたします。

また、地震の方はその後、幸いにも震度6クラス以上の巨大なものは来ていませんが、まだまだ余震が続いている状況ですので、安易に応援に行くことは考えないでください。 現時点ではボランティアの方の宿泊場所や食事のことまで手が回らない状況ですし、自分でなんとかできる環境にもありません。 正式にボランティアの受け入れが表明されない限りは、信頼できるところから義援金を贈ることが私たちにできる唯一の支援だと思います。

今日のニュースによると、ボートレースは少なくとも今月末までは開催を中止するようなので、JRAも単なる競馬開催じゃなく、何らかの支援を考えた「東北地方太平洋沖地震復興祈念」開催をやってほしいですね。


《3月14日追記》

義援物資の受入方針について(福島県HPより)
◆ 個人の方からの義援物資
  混乱を避けるため、申し訳ありませんが辞退させていただきます
◆ 企業等からの義援物資
  混乱を避けるため、大口のお申し出で、一定の数と仕様がそろえられる物資についてのみ、受け入れさせていただきます。
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