さてさて、はるかかなた、先々週の日曜のこと⋯
阪神競馬場でデビュー戦を迎えたマルチャレアル（父リアルインパクト）は馬体重504キロと、この夏の間にかなり雄大な馬体に成長していた⋯
個人的には距離に不安を感じていたので、道中控える形から直線の末脚勝負に賭けるイメージだったが、スタートを縒れながらも二の脚早く、スピードを活かして逃げの形に⋯
３〜４コーナーでは他馬に絡まれるも、４角出口ではアタマを奪い返して直線勝負へ
結果的に一着のソニックスターには少し離され、ヒロノラメールにも叩き合いを制されてしまったが、直線の急坂を気持ちを切らさずに走りきっており、デビュー戦としては十分納得のいくレース
これまでの命名馬は、フレデフォート（父ドバウィ）が４勝してオープン入り、プレミアムスマイル（父ロードカナロア）も既に３勝と成績を残しているので、この仔も必ず活躍してくれると信じている
■ RECENT STATE ■
| 09/24 斉藤崇厩舎 ２４日の阪神競馬ではすんなり行き脚がついて先手を奪う。３コーナーで並びかけられるもリードを保ったまま直線へ。そのまま振り切りたかったが、後続に交わされ３着。 「今日は中山競馬場に臨場していたのですが、ジョッキーは『ゲートが速かったのですんなりハナへ行きましたが、馬は非常に素直で道中はリラックスして運ぶことができました。直線は粘り切れませんでしたが、一度使ったことで良くなってきそうですし、チャンスはすぐに来ると思います』と話していたそうで、次こそは勝ち切れるよう頑張りたいです。今日は申し訳ありませんでした」（斉藤崇師） |
| 09/27 ＮＦしがらき ２６日に放牧に出ました。 「先週の競馬は道中スムーズに運べていたと思ったのですが、最後は息切れし伸びを欠いてしまいました。ただ、次に繋がるレース内容でしたし、一度使ったことで良くなってくると思います。レース後は馬体の傷みなどはなさそうですが、ゲート試験からそのまま競馬へ向かったこともありますので、無理せずいったんリフレッシュ放牧に出させていただきます」（斉藤崇師） |
| 10/03 ＮＦしがらき 周回コースで軽めのキャンター調整。 「こちらに到着後は、馬体に異常がないことを確認してから周回コースで軽めのキャンター調教を開始しています。馬体の張りツヤは良好で目立った疲れは見せていませんが、ちょっと筋肉が硬くなっている印象はあるので、ゆったり立ち上げていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者） |
