で、最初のステージはいつものように早来ファームから。
白老ファームと追分ファームの生産馬を中心とした展示です。
このステージのお目当ては既に公表したとおりキューの１１で、バスを降りるなり真っ先に見に行きました。
３ キューの１１（父ディープインパクト、メス）
この仔で一番気がかりだったのは、三白眼でわかるようにその気性。
やはり血統的なものか、兄弟と同じようにキツイところはしっかりと持ちあわせているようです。
キツさという点では全兄エネアドには敵わないようですが、馬体面では兄の方がカッコ良かったとのこと。
この仔の場合は母父が少し強めに出たのか、少し幅があるので、それがどう出るのかという感じでした。
会場に来るまではこのステージの牝馬ではキューが一番人気なんだろうなと思っていましたが、値段的なものもあってか、お隣のバイラリーナの方が注目度が高い模様。
４ バイラリーナの１１（父チチカステナンゴ、メス）
なかなか写真を撮るスペースがないほど人集りが凄かったんですが（写真が見づらくてスイマセン）、牧場関係者のおススメでもこの仔の名前を挙げる方が多かったですね。
左前の白いキズ痕は当歳のときのもので、今は全く問題ないとのこと。
担当者の方も芦毛なので歳をとればわからなくなりますと笑って薦めていましたね。
ただ、預託先が堀厩舎…。騎手の手配や実績を見ると実力的には申し分ないんでしょうけど、スタッフとの関係やマスコミ対応などで良い評判を聞かないのが気になります。
ここまで牝馬２頭をピックアップしましたが、牧場関係者の話によると、ここでの目玉は牡馬のようです。
牡馬のいる会場で最も人集りが多かったのがこちらの一頭。
７２ グレイトフィーヴァーの１１（父マンハッタンカフェ、牡）
ラフォルジュルネやアーデントの半弟に当たるキャロお馴染みの血統ですね。
参考： アーデント（グレイトフィーヴァーの０９、父ディープインパクト、牡）
見たとおりデキが悪いはずがなく、血統的にもハズレを出さない母ですので、間違いなく走ってくる一頭でしょう。
あとは牝馬のマツパク先生が、この牡馬をどこまで出世させてくれるのか、楽しみは尽きないですね。
お次は牧場関係者のプッシュが多かったこちらの馬。
５０ ドルチェリモーネの１１（父キングカメハメハ、牡）
私の撮った写真ではあまり良く写っていませんけど、皮膚が薄く、とても柔らかそうなその馬体は、非常に品のある雰囲気を醸し出していました。
実際、石坂先生のところには良い馬ばっかりが集まっていて、嫉妬してしまうという牧場関係者もいたほどで、この世代の代表産駒の一頭になる可能性もありそうですね。
このステージ最後に紹介するのは、一般枠で是非という薦め方の多かったステゴ産駒。
８０ シャンスイの１１（父ステイゴールド、牡）
祖母ダイナチャイナからアーネストリーに繋がっている母系に、非社台では断トツ人気のステイゴールドを父に持つ一頭。
歩くその姿はとてもキビキビとしてて前向きな気性なのがすぐ見てとれますが、ちょっと激しい一面もあるようで、そこをうまく競馬の方に向けることができれば、とても面白いと評判でした。
今回はメス２頭、牡３頭の計５頭を紹介しましたが、まあこんな感じで締切までに少しずつアップできればと思っていますので、よろしくお願い…って、えぇ～っあと３日しか無いじゃん。一寝してから頑張らなきゃ、終わらないわー
