ツアーではいろいろなステージを見て回りましたが、結局のところ今年は空港牧場に目玉商品が勢揃いといった評判でした。
その中でもまず最初に紹介しなきゃいけないのは、ディープ牡馬の２トップとも言えるこの２頭。
４０ ココシュニックの１１（父ディープインパクト、牡）
４１ フォーシンズの１１（父ディープインパクト、牡）
この仔たちは同じ価格での募集となっていますが、牧場スタッフのセールストークでは、どちらが上ということもなく、ほぼイーブンな感じに思えました。
ただ個人的に思うのは、見た目もそうですが、血統的にもココシュニックの方がパワータイプで、フォーシンズが軽い芝向きということを考えると、フォーシンズの方が高い値付けになってもおかしくない訳で、逆にココシュニックの方が気になりますし、実際の歩様もココシュニックの方が溌剌として良く見えました。
ただねぇ、この議論…どちらも予算オーバーなので何も悩む必要ありません
続いても、ディープインパクト産駒からの紹介。
４２ スキッフルの１１（父ディープインパクト、牡）
この仔はご存じフラガラッハ（父デュランダル）の半弟ですが、この母は父よりの遺伝を出すみたいで、兄とはずいぶんとタイプが違うようです。
単純な考えでは兄以上の活躍が期待できるということになりますが、果たして結果やいかに…。
ちなみに奥には大人気のあの馬が…さすがの人集りで、この仔のところは比較的空いてました。
４３ オールザウェイベイビーの１１（父ディープインパクト、メス）
こちらも重賞馬（ゴスホークケン）の半妹。
参考： ディアマイベイビー（オールザウェイベイビーの１０、父ディープインパクト、メス）
昨年募集のディアマイベイビーより値付けが高いにも関わらず、評判は昨年の方が高かった気がします。
これは今年の方が素質馬が集結したためかもしれませんが、顔つき的にも去年の方が美形ですし、厩舎が松田博→池江となれば、個人的には無理して取りに行く必要は無いかと…。
だって池江先生、昨年秋から故障馬出し過ぎですって。
お次はロブロイ祭りから。
このステージの牝馬で名前が挙がることが多かったのはこの仔。
５８ シンハリーズの１１（父ゼンノロブロイ、メス）
またまた重賞馬（アダムスピーク）の半妹です。
参考： アダムスピーク（シンハリーズの０９、父ディープインパクト、牡）
牝馬だからと言ってしまえばそれまでですが、兄よりも柔らかい身のこなし、値段も相応にディスカウント（６０００万→３６００万）ということで、かなりの好印象。
厩舎も石坂センセイということでアダムスピークと一緒ですし、またまた出資候補が増えちゃいました。
次のロブロイ産駒はこちらです。
５４ ハルーワソングの１１（父ゼンノロブロイ、牡）
いやーっ、またまた重賞馬（フレールジャック）の下ですか。
この母らしいとても見栄えのする馬体の造りをしていますし、兄が今週のレースを快勝したこともあって、人気になるのは間違いないでしょうねぇ。
現在のところ他に出資したい仔がいますので最優先で申し込む予定はありませんけど、もし落選した時のために１．５次まで…残って無いですよねぇ
ここのステージはほんと良い馬だらけでなかなか終わりそうにありませんが、そろそろ〆ないと…。
ということで、ツアー前から気になっていたこの仔を紹介します。
２５ ルシルクの１１（父マンハッタンカフェ、牡）
うーん、やっぱり繋ぎは立ち気味でしたか。
脚元を除けばマンカフェ産駒らしい力感あふれる馬体でしたが、兄のレースぶりを考えてもやっぱり様子見が妥当なとこですかね。
えー、それではこのステージのトリということで、人気殺到のこの仔をチェック。
４８ ブルーメンブラッドの１１（父チチカステナンゴ、牡）
母の出資会員さんも多かったのかもしれませんが、とにかく凄い人気っぷりでした（スキッフルの奥にいたのがこの仔です）
いろんな方に聞いても良いという評判しか聞こえてこなかったこの仔、チチカスの日本適性がどうかというところではありますが、とにかく動かすととても柔らかくて乗り味が凄くイイらしいです。
ディープの２トップよりもこちらを薦めてくるスタッフも多く、非常に興味はありますが、母優先を持ってない会員（私）の場合どんな倍率になることやら。
おやっ、今気が付きましたが早くも石坂厩舎の全３頭を紹介してしまいました。ホントに良い馬が集まってるんですねぇ。どれか一頭でも出資できればいいなぁ。
