住環境で医療業界に参画する

医療・介護業界で活躍できる資格福祉住環境コーディネーターとは

福祉住環境コーディネーター医療業界の仕事

2021-09-27 03:07:28 | 福祉住環境コーディネーター

高齢者や障害者といった身体に不自由がある方々が快適に、そして安全に使いやすく住みやすい環境の提案をする仕事が福祉住環境コーディネーターです。手すりをどのように設置すれば良いかや段差の解消など、その人に合った住まいのコーディネートを建築士や介護相談のケアマネジャーと一緒に行っていきます。また、介護用品の介護ベッドや車椅子などの福祉用具の使い方や、見合った用具の選定もします。

民間の検定資格の福祉住環境コーディネーターですが、主に介護や福祉関係、建築の分野などでの活躍が多いようです。というのも在宅での暮らしを希望する人たちのためにその資格を生かしているからです。
そんな中、医療業界においてもこれから需要が増えていくと予想されています。高齢化社会となり福祉用具を使う人の割合が多くなっていることと、医療業界で行っている通所リハビリテーションの需要が増しているからなのです。

前述しましたが住まいのコーディネートを行うのがメインの福祉住環境コーディネーターですが、福祉用具について資格を生かしてより質の高いサービスの提供が可能です。通所リハビリテーションに通う人たちに対してこの資格でより使いやすい福祉用具の使用方法のアドバイスができます。しかし、現在のところこの資格だけでは状態に合った専門的な対応は難しく、アドバイスだけになっています。けれども今後更に福祉住環境コーディネーターの求められる仕事が増えれば、介護業界や建築業界の他に医療業界からも求人が増えてくるかもしれません。資格取得に必要な知識や活躍できるフィールドなどについては、こちらのサイト(http://優しい住環境.com/)をご覧ください。