数ある業界の中でも、特に医療の分野は感情労働の代表的なものであり、気持ちの切り替えが必要不可欠になってくる。
患者と一番近い距離で接する看護師となれば、その傾向はより高まるだろう。
仕事中に気持ちを切り替えたいなら、人がいない場所で休んだり、同僚と話してリフレッシュしたりするのが有効だ。
看護師として普段働いている時は、基本患者やその家族、他の医療従事者など、多くの人と関わるものだ。
そのため、休憩時間は何も考えずに一人で過ごしたいと考える人もいるだろう。
一人になって頭をからっぽにしたいなら、ぜひ外の空気を吸って深呼吸をするのがおすすめだ。
一歩外に出て、空や木々を眺めていれば、多少心は落ち着いてくるものだ。
同僚と話してリフレッシュするなら、仕事の失敗や悩みを共有した方が良い。
失敗や悩みを言葉にして外に出し、共感してもらえることで、心の荷が下りるからだ。
ただ、ここで気を付けたいのが、愚痴っぽくならないようにすることだ。
人の愚痴はネガティブなものであり、聞く側のエネルギーを削ぐこともある。
また、流れで人の悪口になってしまってトラブルになるケースもあるため、常に発する言葉には注意しておいた方が良い。
仕事が忙しく疲れを感じている場合は、ベンチやソファ、ある程度広い場所で横になって仮眠を取るのが良い。
横になって休む場所がない場合は、うつ伏せになって寝るだけでも休息になる。
眠らずとも、ただ目を閉じて何も考えない時間を確保するだけでも、情報がシャットアウトされて脳はリセットされる。
また、看護師はプレッシャーがかかる仕事であるため、慢性的に身体が緊張していることも珍しくない。
身体がこわばっていると、さらなる緊張を引き起こすだけでなく、肩こりやむくえ、冷えなどで辛い思いをする可能性が高くなる。
そのため、左右に首を伸ばしたり、腕を組んで伸ばしたりと、こまめにストレッチをするのが大切だ。
上記と関連性が高い、気持ちの切り替えのコツを綴ったサイトがあったため、最後にリンクを添付しておく・・・こちら