スタッフの視点で考えてみよう

なぜスタッフが退職してしまうのか、その理由に迫ります

人手不足を解消するためにも

2021-03-23 08:21:06 | 人間関係

介護職は、非常に重要な仕事ではありますが、常に介護職のスタッフが不足しているという問題を業界全体で抱えています。この問題を解決するためには、介護職のスタッフが辞めてしまう理由、退職理由を調べることが重要です。

介護のスタッフが辞めてしまう理由はある程度決まっています。退職理由として多いもののひとつが、人間関係の問題です。介護職に限ったことではありませんが、人間関係の問題というものはどの職場でも起こりうる問題です。しかし、介護職はほかの仕事と比べても、人間関係の問題が起こりやすく、かつその問題が仕事に影響を与えやすいといえるでしょう。

介護の仕事は、1人でコツコツとこなす仕事ではありません。スタッフ同士が連携して、様々な業務をこなしていく仕事です。連絡事項の伝達やチームでの仕事は、人間関係に問題があると、仕事そのものが上手く運びません。人間関係をうまく運ぶための工夫がある施設は、退職者が少なく、かつ働きやすい職場といえるでしょう。新人に対して研修を設けていたり、コミュニケーションをとることができるような体制、悩みを相談できる仕組みなどがある施設では、人間関係を理由にした退職者は少ないです。

また、妊娠や出産も退職理由としては多いです。女性が多い介護職では、妊娠中や子育て中では体力仕事の介護職を続けることができないと考えて退職してしまう人は多くいます。このような退職者を少なくするためには、多様な働き方を施設側が用意することが重要です。パートやアルバイト、短時間勤務などを用意すれば、じきに復職する人も増えてくるでしょう。

最後に、介護職の退職理由が載っている参考サイトを紹介します。転職を考えている介護職向けのサイトですが、介護職の退職事情やホントの退職理由が掲載されているので、きっと参考になるはずです。その参考サイトへはこちらのリンク「介護職の退職理由、ホントのところは?」から飛べます。