少し考えてみると
Ⅵに乗ってすぐに気づいたのは、シートの座面長が少し短めで(たまたま、乗った年式のグレードだけかもしれません)
座ってすぐ少し?と思うだけで、もちろん機能的には何の問題もありません。
でも、Ⅶでは(全グレード共)座面長が長くなっているので、そこには何か理由があるのは確かです。
下は、コンフォートラインのフロントシート
そして、トレンドラインのフロントシート
Ⅶコンフォートとトレンドのシートは、座ってみると明らかに違いが判るので、購入時の比較・検討の対象としても良いように思います。
これから先、ⅡやT-4のように包み込むように支えてくれる感覚を誰でも感じ取れるシートに出会う事は、難しいのかもしれません。
でも、そのうちシートでも価値観を覆すような事をやってくれそうな期待もあります。
話は逸れますが・・・
クルマでゴハンを食べてる諸氏先生方の評価が素晴らしく良いので、実際に試乗すると
「いいとは思うけど、そこまでではないよねぇ?」
となるのは、真っ当で納得できる意見だと個人的には思います。
そこで、自分なりに噛み砕いて実際に乗って感じた事について(ココからは、偉そうな事を書きます・・・)
バッチリ化調が効いた国産車を基準として、日本的な目線で比較すると見事に平行線を辿るので、短い時間の試乗で判断すると肩すかしをくらう確率の方が多いと思います。
今回、自分もⅦに乗るまでは、最近のVWについて悲観的な考えもありましたが、ユーザーに対するメリットの在り方を含め、ものつくりに対する考え方やアプローチが全く違う事に改めて気づかされました。
でも、やはりそこは商売ですから、キッチリ計算された甘い蜜で(笑)こっちゃコイと誘導しているわけで、スンナリ乗り換えるのも、目で見える判断で乗っかってみるのもヨシ
その一方、フォルクスワーゲンの新しい価値観をGolfで心底感じてみるのもアリなわけで
全方向への受け皿として十分満足できる選択肢があるモデルなんて、今どこを探してもないと思います。
なので・・・
古い価値観に支配されてる自分としては、目で見えない最新の価値観をGolfで心底感じて浸ってみる方に乗っかる事にします(笑)