やはり、基本はCで
Golfである事の証しとして、確認を行う事で安心感を得るわけで
ⅠのCピラーを頭の中に残しつつ、Ⅳの存在感に落ち着いたりするわけで
ここから先は、個人的な感覚と基準による判断である事をお断りして・・・
実際に乗っていた“Ⅱ89年式三角窓ナシ”は、Cピラーの根っこにブレスライン(段差を付けることで剛性が高くなると聞いた覚えが・・・)がありましが、理詰めでバランス感溢れるデザインの一部であり、Golfとして認識する事について問題なし。
Ⅲになり若干感覚的に離れる事になるのは、販売網の拡大等で爆発的に見かける回数が増えたことにもよります。
ド田舎の近所(ウチの場合、半径25km程度を指す)で、ⅢWagon、Poloが越境D!から納入されたり、溢れるくらいのⅢやPoloが普通に走っていた時代でした。
でも、車検の時期が近づくにつれ・・・
ド田舎では、某国産T社のRVやN社の小型車に代わり、そして市内で目にする姿も徐々に少なくなってきたように思えました。
特に思い入れがないⅣについては、品質・質感方面について当時全く興味がなかった事と、1週間程度の短い期間でしたが代車として借りていた時に、ⅡやT4のような感覚で普通にカーブに進入したら、リアが突っ張って曲がれなかったと言う本当に怖い体験をして、Golf=走りと言う基本的な刷り込みを覆された思いがあります。
随分、話がずれてきましたが(笑)
個人的な思い入れが強すぎて、今新車で買えるなら即契約のⅤについて
機械的な要素にワクワクドキドキ、そしてピタリとはまるインテリアの造形に目を奪われて、Cについてはまあ少し薄いかな?位の感覚で見ることが出来ました。
でも、Ⅵの間延びして明らかに存在感が薄くなったCピラーを見て、このままで大丈夫か?とさすがに心配になり、路上で見るⅥもなぜか落ち着いた年配の方や女性の運転が目立つような気がする・・・
あくまでも個人的な意見としてですが、間を繋ぐ事を使命として与えられたモデルとしての成り立ちにおいても方向性は必ず見て取れるので、この先どう見ても良くはならないように思えました。
事実、4回目の車検から修理を経たTouranを、次の車検まで乗るつもりだったので、Ⅶについては納車が決まった現在、少しずつ理解を重ねている段階であります。
新型ⅦのCピラーを比べながら良く見てみると、デザインの中でバランス良く確実にGolfらしさを表現しているように感じます。
Golfたる要素を占める割合において十分満足させてくれるCピラーなので、これから先最後のフォルクスワーゲンとして、長くつきあえる事に間違いなさそうです。