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多世代交流カフェ「ゆったりカフェ」へようこそ

秋は気軽におはぎづくりをどうぞ


9日のカフェは、お彼岸は過ぎましたが新米の美味しさを味わうおはぎ作りでした。
季節の行事食を大勢でわいわい作って皆で食べるのは、何ともいいものです。


おはぎの種類は、
つぶあん、こしあん、ずんだあん
黒ごま、きなこ(くるみ入り)、うぐいすきなこ


あんの種類は、ちょっと欲張りました。
というのは、みんな好きなあんのおはぎを自由に好きなように食べてもらえたらいいのと、
ご飯は普通どおりに炊飯器で炊けばいいですし、実際にいろんなあんを作ってみると、おはぎやおはぎのようなもの!?を気軽に家で作れるようになるかなーと思っていて。

あとは、
おはぎやぼた餅の時は、普段見えないところでこのゆったりカフェの運営を支えてくださっている人たちに差し上げて、お礼の気持ちを伝えるようにしているからです。
いつもはなかなかできないのですが、おはぎなら持っていくことができます。

かつて日本の家庭も、私の実家もそうですが、季節の行事としておはぎやお赤飯、笹だんごなどを作った時には、そのように普段のお礼として届ける習慣がありましたね。

そしておはぎには、いつもの、
辰巳芳子先生の根菜けんちん汁と、
今回は「いのちを支えるスープ」の代表的なスープ、玄米スープをレシピどおりに作ってみました。

手前が根菜けんちん汁、左が玄米スープ。
どちらも、やさしい、ほうっとするお味なのです。

そんなわけで、おはぎ用には2升ものお米を炊きました。
今回は普通のお米7合と、13合のもち米。
私の実家から来た新潟の魚沼産新米も少し加えました。
もち米だけは12時間くらい浸水させます。普通のお米は2時間くらいで十分。
炊く前にそれをあわせて炊飯器で目盛り通りのお水で炊きます。
そしてつぶしすぎない程度につぶして小さめに丸める。
そのままあんの中にいれてあんをたっぷりつけます。

つぶあんは、赤ちゃんと未就学さん2人計3人の幼児を育てる大忙しの美菜子さんが前日から丁寧に煮て、調味まで終わらせて持ってきてくれました。
それだけでもあっぱれなんですけどね。仕上がりも抜群。
あんのやわらかさ・食感も、甘みもを控えたあっさりしたおいしさもかなりよかったです。(つい次もよろしく!と言っちゃった)

黒ごまはその場で炒ってすり鉢ですったもので香ばしく、
きなこには、今回はくるみを炒ってすり鉢ですり、加えました。コクが出ます。
枝豆をつぶして作ったずんだあんは彩りもきれい。いつも大人気です。
秋にはもう旬ではありませんから、冷凍を使います。
でも、一度さっと殻ごとゆでて、熱いうちに薄皮をむいてフードプロセッサにかけ、最後はすり鉢で軽く練りながら砂糖を入れます。
豆はちょっとつぶつぶ感が残るのがいいですね。
そうそう、こしあんだけは、市販のものを買いました。
(甘さがしっかりとありますがやはりおはぎには甘いのがいいかも)
自分で作るとどうしても甘さ控えめになりますが、甘さを控えすぎると美味しさに物足りなさが残りますので、控えめにしすぎないもの大事です。


根菜けんちん汁は、料理家の辰巳芳子さんのレシピで、いつもながら根菜のうまみが生きています。
お肉はいれません。
油分もオリーブオオイル、蒸し炒めがポイントです。

しいたけ、煮干し出汁を使いますが、前日からの処理と出汁取りも丁寧に。
特に、煮干しは1つずつ頭を取り、開いて内臓を取り除き、ゆっくりとから炒りするんですね。そうすると、出汁の仕上がりがまったく違います。
辰巳先生の『あなたのために』には、食を通じた本当に大事なことがたくさん書かれています。

玄米スープもこの本に載っています。
香ばしい香りで滋養にとても良さそう。
スープを出した後の玄米もおかゆになります。
今年の冬場は、ウイルスとの闘いがなかなか厳しい状況になりそうなので、
毎回作って出してもいいかもしれないと思いました。
(公開されていましたので、↓いかがでしょう)
http://www.slow-ichiba.co.jp/data/recipe/genmai.html


今回は、午前中予定していたビーズアクセサリー講座は都合により延期(講師の方のお子さんが新型インフルエンザでダウン)。
ビーズアクセサリー講座参加の方もお料理に。
参加者はちょっとだけ参加の人も含め、計27人もの人がカフェに足を運んでくださいました。
今回は初めての方、ご訪問の方、多かったです。

ランチ会食は、大人14人、子ども7人でした。
料理作りが9人もいたので、大量のお料理も手際よく作られ、「いただきます」が時間通りにできましたね、良かったです。


午前中、ひろばで保育の子は7人(うち初参加2人)。
眠くて泣く子や、つられ泣きの子もいましたが、保育係が3人いたので大丈夫でした。
2回連続で調理隣の会食室での保育が続いていますが、2階の和室の保育もとてもいい。今後どのようにするか、検討中です。

午後は幼稚園帰りの子どもたち4人もおはぎでおやつタイムしました。
毎回少しずつ口コミで新顔の親子連れが増えてきていて、ひろばの子ども達の顔ぶれもだんだん多彩になってきました。


ゆったりカフェの運営でお世話になっているみなさん。
いつもありがとうございます!

・カフェで使うおもちゃを、自宅の敷地内の倉庫に置いてくださっている橋本さんは特に、区民センター開催時代には小さなロッカーもありませんでしたから、このありがたさは表現できないほど。
いつも出し入れに敷地に入らせていただいています。ほかにも、価格以上の最高の野菜を提供していただいたり。
・「だんらん」の会場と私たちを繋いでくださった管理栄養士の中野さん。「だんらん」の運営団体「食事サービス推進の会」の会長・浅山さん。
・わいコムメンバー、それぞれが皆できることを持ち寄ってます。会計や、情報紙編集・印刷やら、前日までの仕込みや食材仕入れ、当日のおもちゃ運びの車出し、掃除・準備・後片付け、保育準備や後片付け・おもちゃ等の清浄などなど。

そうだ、あと忘れてならないのは、
・世田谷トラストまちづくりの「世田谷まちづくりファンド」
・フリー栄養士会“ぱせり”さんたち! いつもありがとうございます。

参加している人はいつでもどの立場の人も、皆同じように食事代は負担しますが、その中からできる時に、普段見えないところで運営に欠かせない働きをしてくださっている人たちに、お礼や感謝の気持ちが伝えられるようにしたいなーと思います。

子育てで手いっぱいの人も、ずっとそのままじゃないですから(笑)、少し余裕ができた時には運営に関わってくださいね。
それもまた、なかなか楽しいものです。

みなさーん、これからもよろしくお願いします。
いつでも、情報紙の原稿も大募集しています!


この日は、1週間ほどぐずついたお天気+最後は大きな台風直撃翌日の、実に気持ちのよい快晴日でした。
記念に当日朝の日の出の写真。



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