偶然の確率

思いついたことを書いています。

あるバイト #7

2021-03-11 20:29:00 | 日記
wakagenoitalyです。

就職活動の時、ガクチカを聞かれて何と答えていましたか?

私はアルバイトの話をしていました。

多分学生時代に10個くらいアルバイトを経験しているのですが、
唯一大学1年から4年まで続けていたのは塾講師のアルバイトです。

入学当初、なんかバイトでもするかー、と思っていたら、
自分が小学生の頃通っていた塾からアルバイト募集の手紙が家に届いたので、
色々考えるもの面倒だしこれでいいや、となったのがきっかけでした。

授業後に指導記録を書くなどの事務作業は面倒でしたし、コマ給はそれなりでも指導者数がそれなりにいてシフトも少なかったので、
あまりコスパは良くないなぁと思っていたのですが、
職場環境がかなり良かった上に、意外にも子どもに勉強を教えるのが楽しかったので、
気がついたら大学卒業まで続けていました。

これについてもう少し分解して考えると、
「子ども」だから楽しかったのか、
「勉強」が題材なのが良いのか、
「教える」という行為が面白いのか、
となると思うのですが、
結論、
私は、「教える」という行為と、その先にある生徒の反応を見ること、生徒や保護者様から感謝されることに喜びを感じ、
このバイトに惹かれたのだと思います。

誰しも経験があると思うのですが、
同じ科目、同じ単元、同じ教材だとしても、
先生によって授業が楽しかったりつまらなかったりします。

そもそも勉強という気の進まない行為を題材として商売をするわけですから、楽しい授業をするというのはかなり難易度の高いことなのです。
これをどう生徒たちにポジティブなものとして捉えてもらうか、かなり試行錯誤しました。

この試行錯誤について詳細に語ると長くなってしまうので、別の機会に譲ることとしますが、最終的に私は生徒たちにとって満足度の高い授業をつくることに成功しました。

「学校の先生なんかよりわかりやすい」「他の塾よりこっちの方が楽しい」などと言われた日には、思わず笑みがこぼれました。

私は今、金融機関で色々な商品を販売する仕事をしています。
同じ商品を販売しているのに営業員によって成績に大きく差ができてしまう、ある意味残酷な職業です。

その通りです。
勉強を教えることと、金融商品の販売・営業はかなり似ていると思ったのです。

すっかり教えることに魅せられていた私は、
就活の時、無形商材を扱う営業職に就きたいと思うようになっていました。

実際に今の会社に入社してみると、
両者には一定程度異なる部分があるとは感じていますが(これについても機会があれば詳しくお話します)、
いずれも、行為の主体側に結果を決定づける要因があることと、目に見えない価値を顧客に提供しなくてはならないことは共通しています。それゆえ、やはり今の仕事にもやりがいを感じています。
現状大した結果は残せていませんが、もうしばらくは続けられそうです。

今日もそれなりに長くなってしまいましたね^^;

こんなブログに需要があるのか甚だ疑問に思いますが、こうして自分の経験や考えを文字にして発信することが私の楽しみの1つであります。

もしよろしければ今後ともお付き合いくださいね。

コロナ禍ではありますが、
明日は久しぶりにお客様を訪問できるので、
今日はしっかり休みたいと思います。

では。



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