ワンコとニャンコのWな日々

自宅で保護してる犬と猫の事
日常、犬や猫の世話で気付いた事
ちょっとした自分の事

この子が銀ちゃん

2015-12-24 06:20:01 | 

 

この子が銀ちゃんです

約6年半程前、とある個人の保護施設に居ました。可哀想な銀ちゃんは元々野良で保護された人がいい加減な里親さんに譲渡してしまいました。犬の飼い方も知らない新しい飼い主は咬み癖がある…と檻に入れたまま首輪が締まって、首がちぎれそうになり、血膿が出るころまで散歩も行かずに放置してたそうです。個人ボランティアさんたちが咬まれるのを承知で何とか首輪を切り、痩せ細った銀を保護しました。が、保護したものの、まともに扱えず、散歩もアッという間に済ませてしまいます。私が手伝いに行ったときは怖い形相で散歩させるまでには少々勇気がいる程でした。

そうこうしてる内に大分私にも慣れて、毎日散歩に連れ出しました。新しい里親さん探しの為に綺麗にしよう、と、私の家のお風呂に入れてやりました。禿禿になった体・・・その施設では蚊取り線香を焚くくらいでレボリューションやフロントライン等の良いノミ。ダニ駆除剤は使ってくれておらず、痩せた体は臭く、毛並みなんていう程の毛も生えていませんでした。

銀はシャンプーしてる間中 ジーっと大人しく洗ってもらいます。しかし、私も3回ほど咬まれたせいで、恐怖心がぬぐえずしっかり洗えなかった記憶が有ります。もちろん拭く事もいい加減になって。。。

今はもうすっかり普通、いや、普通よりお利巧さんでとても穏やかないい子になりました。ハエと雷が怖くて鳴くくらいです

 

 

 

 


保護して2日目

2015-12-24 05:35:59 | 山鳩(キジ鳩)

 2015.12.3.木曜日

なんと、雛ポッポちゃん!!可愛いですぅ~~~ 3時間おきにすり餌をお湯で溶いて、耳たぶより少し柔らかいくらいにして口に入れてやるのですが・・・まだしっかりと口を開けられず、人の手で優しくこじ開ける感じ・・・恐々ですが、何とか食べてくれます。

シリンジでは口に入らないので、雛用の餌やりの道具を探しにいきましょう! 餌も無くなるのが早いので買い足さねば・・・。                                           

         ホラ、こんなに小さいです。          

  


銀が見つけた!!

2015-12-24 04:13:58 | 山鳩(キジ鳩)

2015.12.2.水曜日 朝、犬たちの散歩で長い距離をぐるり・・・と歩いて帰ってきたところ、家の近所に水道局の貯水タンクのある広場。。。溝の中を銀ちゃん(約26kgある雑種)がキュンキュンと匂いを嗅いで私を引っ張ります・・・『なに?なに?、どうしたの?』ふと見るとふわっふっわの物体が・・・握りこぶし程でも鳥だと分かる! 私は鳥が苦手です。。。無視して行こうとすると溝の中を逃げ廻る鳥。いったりきたり 『この子まだ赤ちゃんなんだ・・・』溝からも這い上がれない!!大変だ。どうしよう・・・銜え様とする銀ちゃん、もう一匹の犬=黒柴犬の桃子ちゃんが同じ様に慌てていったりきたり。二匹共 吠えることはしないけど、このまま放っておくと死ぬな。。。と思い、恐々手持ちのビニール袋に入れた。

暖かい・・・しっかり生きてる。どうしよう、、、動物病院へとりあえず連れて行こう。と急いで帰宅しました。

犬達の足や体を拭いてやって、すぐ仕度。猫用の小さなキャリーに雛を入れ、近所の【ファミリー動物病院】へ行くと、なんと休みです。もう一軒回って【オレンジ動物病院】へ、、、何とか診察時間には間に合い良かった~~って思ったら『野生の鳥は保護とか捕まえるとかしたらダメなんですよ。』って言われました。わかってるけど、溝から助け出さないと死んでしまうし。先生も冷たい反応なので看護師さんも優しくは言うものの、途方に暮れそうでした。思い切って『どこか診てもらえる病院紹介して頂けませんか?』と私。なんとか【あき動物クリニック】を教えてもらえました。

【あき動物クリニック】では事情をしっかり聞いて頂き、先生も親切です。『この子はキジ鳩やね。ホラ!』と、野生の鳥の図鑑を持ってきて見せて下さり、餌も『こんなのを使って、まあ、割りばしに先を利用して…』と餌のやり方まで実践伝授して下さいました。そして、餌まで頂きました。が しかし『怪我してる訳じゃないので預かれないけど。』と野生の鳥を放す為のマニュアル本みたいな冊子を下さいました。もちろん、保護している人は書類に住所や名前やら書かねばならないようで。野生の鳥を保護している と分かる書類を作りました。

えらい事です。。。私は小学校の時、写生会で大阪城に行き、鳩が一斉に飛び立つのが怖くて泣いてしまった思い出があります。大丈夫かな…困った。。。でも、何とか飛べるくらいまでは面倒みてあげないと・・・と言う使命感ににた感情が私を後押ししてくれました。

まず、帰宅して先生に教わった餌のやり方を思い出し、とりあえずシリンジでやってみることにしました。なかなか巧く行きません・・・キジ鳩は他の雛鳥と違って餌の貰い方が異なってるようです。鳩の親は自分が食べたものを体の中で〖ピジョンミルク〗なる物に変え、母親が大きく口を開け、そこに雛が嘴を突っ込み食べるそうです。全く無知では鳩も気の毒です。インターネットで調べて育てた事のある人のブログを参考に頑張ってみることにしました。