「民主は自主投票だった」とのことだが、地方選で自立候補を出せないのは組織基盤が脆弱であることを露呈しているだけである。
俗に言う「保守系無所属さん」は権力と結びついてて甘い汁を吸いたいわけだから事実上自民党と同じである。権力のない民主党に転ぶような馬鹿な奴はいない。
今回の地方選で自民党が議席を大幅に減らしたが、上記のクズの数が減ったわけではないので、見かけ上の数字捜査に過ぎないだろう。
市長を連続8期務めた田中啓一氏(81)が引退。市長選3回目の挑戦となった頼高氏は、JR蕨駅西口の再開発計画を「無駄なハコモノ行政」と激しく批判し、計画の見直しなどを訴えた。
告示日の第一声では菅総務相や田中市長らが応援に駆けつけた庄野氏。西口再開発の現計画推進を訴え、若さと清新さをアピールしたが、浸透しなかった。
とあるから、自民党に逆風が吹いていることは確かだ。蕨市などはほとんどが東京に通勤するサラリーマンで構成されている町で、住民の大半は無党派層である。日頃地元の政治なんかに関心のない連中である。タヌキが何をやらかしていようが知ったことではなかったのである。
自民党が寂れた商店街のオヤジにリップサービスしたのが敗因だろう。無党派層が逆ギレしてしまったのだ。
(記事)
元共産市議が自公推薦候補を破る 埼玉県蕨市長選
3日投開票された埼玉県蕨(わらび)市長選は、元市議の新顔同士の一騎打ちとなり、元共産市議の頼高英雄氏(43)が、自・公の推す庄野拓也氏(38)を下して初当選を果たした。頼高氏は無所属で立候補したが、共産党員。同党によると、党員の現職市長は秋田県湯沢市、岩手県陸前高田市、東京都狛江市、大阪府東大阪市に次いで5人目になる。
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