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JR新宿駅の西口地下改札には二人組の警官がほぼ常駐している。師走も半ばを過ぎ、警視庁は都内に厳戒態勢を布いているようである。
「もしもし、鞄の中身を見せて」「新宿は犯罪が多いので」などと、不審な人物に職質しているらしい。
ネット上でも「新宿署に十徳ナイフを持っていたので捕まった」「ヨドバシ近辺で、リュックを背負った人だけに職質している」など多くの書き込みが見られる。ヨドバシ周辺も重点地帯なのだろう。
込んでいる場所をリュック姿でうろつくのはやめてもらいたい。見るからに馬鹿っぽい姿だが、実際に頭の弱い人も多そうだ。
都内で働く男性Aさん(37)は、この一年半の間に新宿駅周辺と歌舞伎町で計七回の職質を受け、うち二回は鞄の中に手を入れられた。
Aさんによると「警官が二人組で前を遮り『急いでいる』というと交番にいこう」というのが常だそうだ。
偶然ではなく、この人は明らかにマークされているのだろう。
鞄の中にあった、ひげそり用のカミソリや、自転車の工具(六角レンチ)について、詰問されたり、鞄を開けることを拒むと「見せられないのは怪しい」と五、六人の警官に囲まれたこともあったそうだ。
鞄の中に六角レンチやカミソリがあるとは怪しい奴だ。警察がマークするのも当然だろう。
頭に来たAさんは、「警官の職質の対象は何か?」と問いただした。
警官は、「(1)迷彩服(2)鎖やカギをつけている(3)気が弱そう(4)バンダナをしている(5)革製品を着ている―などの特徴を備えた人に注目している」と答えた。
本当に警官が馬鹿正直に手の内を明かしたか、真偽のほどは定かではないが、なかなか着眼点はよさそうだ。
「往々にしてナイフを持っているから」というのが理由である。
確かにその確率は高いだろう。
また、警官は「背広を着た人には声をかけづらい」とも話したという。本当ならぺらぺら喋る馬鹿な奴である。
Aさんは日ごろ、頭にバンダナをして一見、"目立つ"いでたちである。「見せる必要もないものを見せるのは屈辱的だ」と憤りまくっている。
Aさんはもっと凶悪な人相になるか、背広を着るかの二者選択しかなさそうだ。
(記事)
"迷彩服・気が弱そう・バンダナ…などの人はナイフ持ってそう" 警官の職質乱用に批判…
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