真相世界(The truth world)

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200904新聞社のサジ加減で麻生首相の支持率が上がる理由

2009年04月04日 10時57分40秒 | 極右閣下の独り言


例によってゲンダイさんの記事である。

「なんで麻生首相の支持率が上がるのさ!?新聞社のサジ加減でどうにでもなる世論調査が政治を変えてしまうのだから恐ろしい」とのことだ。

なんで麻生首相の支持率が上がるのさ!?


≪報道各社の世論調査で「小沢辞任すべし」が6割を超えた。これはこれでしょうがないとして、不可解なのは麻生首相の支持率や自民党の支持率が上昇していることだ。
この間、いったい麻生や自民党が何をやったのか。自民党にも西松違法献金がらみの疑惑議員はゴマンといるし、「自民党には捜査が及ばない」と口を滑らした官房副長官にベッタリだ。09年度予算が成立したのも衆院の再可決だから、当たり前。本当におかしな国民たちだ。≫

「おかしな国民」ではなく「民度の低い国民」と言うべきだろう。頭がおかしいのではなく、頭が悪いのである。

≪世論調査に詳しい明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう言う。

「『高速道路料金一律1000円へ引き下げ』と『定額給付金の支給』がちょうど世論調査と重なり、明るさが出たこともあるでしょう。しかし、それだけではありません。どの社も世論調査では、首相にふさわしい人は麻生さんか小沢さんかと聞いている。選択肢が2つしかないため、小沢さんの評価が下がれば、麻生さんの評価が上がる。最近は、2つの選択肢を行き来する 『スイングボーダー』といわれる層が2~3割いて、そういう人たちが世論を決めるようになっているのです」 ≫

データの数字自体が改竄されている可能性もある。本当に無作為に抽出したのかも怪しい。

≪社説などで「小沢はダメ」のムードをあおり、「どっちがいい」と聞けば、麻生が喜ぶような結果が出てくるのだ。
これじゃあ、世論誘導だ。それでなくても、電話調査では「質問の作り方で回答が変わる」というのが専門家のジョーシキだ。≫

バカウヨなどは「つい最近までマスゴミは必死に麻生叩きをやってたじゃないか! それなのに、小沢を叩き出すと途端に『マスゴミの記事は捏造だ!』などと騒ぎ出すのはおかしい」と鬼の首を取ったように叫んでいる。

それでは、バカウヨの言うようにそれまでの麻生叩きも「捏造」だったのだろうか?

結論を先に言えば「その通り」である。どうでもいい?言葉尻ばかりほじくり返して麻生氏の無能ぶりを大げさに報道していたのは事実である。

マスゴミの経営、特に新聞やテレビは広告料の依存度が高い。広告主である企業体から拒絶反応されると死活問題なのである。

よくバカウヨが「アサヒる」などと朝日新聞を左翼新聞のように勘違いしているが、企業実態からして左翼系では経営が成り立たない。そもそも朝日新聞は未だに創業者一族が仕切っている旧態然たる経営ぶりなのである。一見保守の印象が強い読売の方が企業経営的にはよほど「リベラル」なのである。朝日の入社試験に落第したナベツネが経営トップになれるくらいだからね。

では紙面構成はどうなっているのか?
要するに「談合」である。各新聞社が意図的に論調を変えて購読者の奪い合いを避けているのである。

利口ぶっている一部の小市民対策の意味合いもあるが、単に自社の「個性」を捻出しているに過ぎない。どの新聞も紙面が同じでは、いくら頭の悪い日本人でも不審感を抱くだろう。一応「選択の余地」を作っているのだ。

新聞購読の決定権を持っているのは家庭の主婦であるが、決め手は「サービス」がいいか悪いかである。主婦達は新聞の論調などあまり気にしていない。それよりも折り込み広告の量の方が重要なのである。新聞の本紙など読まず、広告しか見ない主婦も多いだろう。
電車の中で読む新聞もスポーツ紙か経済紙である。一般紙をわざわざ読む人はあまり見かけない。

一般紙の最大購読理由は「惰性」である。「昔から購読していたから…」それだけの理由である。情報自体はテレビでもネットでも簡単に入手できる。
マンネリを好む日本人の習性が新聞の存続を救っているのである。いざとなれば、新聞販売店は折り込み広告だけ配達することも可能だが、やはり「包装」がないと日本人は違和感を覚えるだろう。
それでも部数は確実に減少している。新聞社のサイトでの情報を有料化するなどの措置も増えそうだが、タダで他のサイトから同等の情報が入手できる現状では、そんなことをやってもアクセス数を減らすだけの結果になってしまう。

煎じ詰めると、マスゴミは「広告料」に依存するしか生存の余地がないのである。

つまり、マスゴミの生殺与奪は「広告主」が握っているのである。
ところでその「広告主」は背後に巨大な組織が影響を与えている。「財閥」である。
どのような企業も活動をする以上最終的には「財閥」の影響を受ける。
極端に零細なところは関係ないのかもしれないが、マスゴミに広告を出すくらいの資金力のある企業は、「財閥」と無関係ではいられない。

「財閥は」国内外に存在するが、日本の財閥は敗戦によって一度解体されられた経緯がある。その後何故か復活。
本来ならばA級戦犯で死刑だった連中が、政界復帰して「自民党」になったのと同じ論理が財界でも働いている。
中国や朝鮮・満州で利権漁りをして、敗戦後もしぶとく財産を隠匿し、それを武器にのし上がった成り上がり者は政界にも財界にも存在する。戦後のどさくさに非合法な手段で財を成した者も含まれる。
現在の日本は戦前からの旧態然たる勢力と戦後成り上がった新興財閥系の複合体によって構成されていると言っていい。
これらが権力を持つためには戦勝国である宗主国のお墨付きが必要である。宗主国は「絶対服従」を誓った者以外にはお墨付きを与えない。

「アメリカはリベラルな国で、戦後独立した日本国に対して政治的経済的自由を保障した」と信じている人は、この文章をどうぞ一笑に付してください。

「マスゴミが何の規制もなく好き勝手な記事をタレ流している」と思っているのならば、それはそれで幸せである。

尤も、日本人は「幸せ」願望が強い。習性だからしかたない。「余計なことは知りたくないの」である。

与えられた暗示を無批判に受け入れて逆らうことを嫌う。
それによって溜まったストレスは更に立場の弱い連中に押しつければいいのである。日本国からイジメがなくなることはないだろう。

毎年自殺者が3万人を越えても「平和な国」と信じて疑わない。
実際には変死の大半は「自殺」と考えられる。「変死」とするか「自殺」とするかは単に選別上の問題なのである。大概の国は「変死」を自殺と見なしている。その計算で行くと毎年日本では10万人以上が自殺していることになる。死因の1割である。つまり、日本人は10人に一人は自殺する運命なのだ。

マスゴミと馬鹿にするなかれ。日本人にとっては天の声である。
少なくとも政権党である自民党より偉いのである。

マスゴミが「麻生はアホウだ」と言えば、国民は「ハイ」と従い、「小沢は悪党だ」と言えばまたぞろ「ハイ」と従う。

天の声が変わったのは、小沢が安保条約に反対したからである。テポドン騒ぎは「見せしめ」と考えるべきだ。

「小型核弾頭を持っている?北朝鮮をどうしてアメリカが空爆しないのか」子供でも判りそうな理屈だが、バカウヨには解らないらしい。一般の日本人は思考停止である。

「成田国際空港と羽田空港を結ぶリニアモーターカーの整備」を主張する御仁が千葉県知事選で当選したのも天の声である。千葉県民は思考停止状態だ。

で、「こんな記事を書いているゲンダイさんは?」といえば、もっともらしいことを書いてはいるが…。


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