真相世界(The truth world)

200810マケイン「北朝鮮は韓国より身長が7.6センチ縮んだ」実はアメリカ人も縮んでいた


≪26日のテレビ討論会で、ジョン・マケイン大統領候補は「北朝鮮人は、過酷な生活環境ゆえに同胞である韓国人よりも身長が低くなってしまった」と発言した。
北朝鮮を「恐らく、地球上で最も圧制的で残忍な政府が君臨する」「巨大な強制収容所のような場所」と表現したマケイン候補は、「北朝鮮人の平均身長は、韓国人よりも3インチ(約7.6センチメートル)低い」と続けた。≫

文化人類学的に興味のあるデータである。身長差は文化が大きな要因になっていることを物語る好例だろう。
実験で確認できる内容ではないので、貴重なデータである。同一民族で半世紀程度の環境の差違でこれだけ民族的変異が発生したのである。

≪オハイオ州立大学のリチャード・ステッケル教授(経済学)によると、米国人の平均身長が3インチ伸びるのには300年も要していることから、「朝鮮半島が南北に分断されて以来40年で生じた3インチという身長差は極めて大きい」と指摘。
北朝鮮人の平均身長が縮んだ要因として「弾圧、飢饉(ききん)、飢え」を挙げた。≫

やはり食べ物の差が最大の理由だろう。日本人の平均身長も南北朝鮮の事例と合致する。

≪ただし教授は、第2次世界大戦時にはヨーロッパ人の身長を上回っていた米国人も、この60年で「平均身長世界一」の座をスカンジナビア人とオランダ人に奪われてしまったと付け加えた。≫

この調査がアメリカ人全体を対象にしたものか、白人だけに限定しているのかで意味合いも違ってくるのだが、この記事ではその説明はない。
戦後アジア系やヒスパニック系の移民が急増したので、彼らの身長を加味すれば「縮む」のは当たり前である。 

≪米国人の平均身長が欧州に抜かれた原因は「北朝鮮同様に、栄養にある」と教授は語る。 ただし、4人に1人が肥満という米国では、「飢え」ではなく、ジャンクフード漬けで一定の微量栄養素が不足している可能性が考えられるという。 
また、身長差は3歳までに現れることから、乳幼児期の栄養管理は極めて重要だと語った。実際、オランダでは妊娠中から乳幼児期までの栄養管理が非常に行き届いているという。 ≫

いまひとついい加減なデータだが、食べ物と身長との因果関係を示すわかりやすい話である。
日本にいる生物は全て大陸種よりも小さいが、これは環境に適合したためである。

現在の地球人口は66億人。
人類が生き延びるためには人類全体の身長を縮めるしかなさそうだ。そのうち、北朝鮮が韓国を笑う日が来るかもしれない。


米国人の身長は縮んでいる、北朝鮮とは正反対の「意外な理由」




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