現役従業員の一人は「いつか表ざたになることは覚悟していた」と心情を吐露。「社長は雲の上の存在で、逆らってはいけない雰囲気だった。本当は不正をしたくなくて、みんな悩んでいたんだ」と消え入るような声で話した。
「社長」を「議員」に置き換えてみよう。
自民党関係者の方、身につまされる思いだろう。
「名誉会長」学会の方も同様。
一方、数年前に辞めたという別の元従業員は「社長は(古くなっても)決して肉を捨てることはしなかった」。においがきつくなった肉は、少量ずつひき肉に混ぜていたと明かす。
肉を「天下り」に置き換えてみよう。
今回の事件で日本人はいい勉強をしたと思う。
さらに、元従業員は「食品メーカーで売れ残ったコロッケを引き取り、恒常的に再販売していた」と証言する。食品メーカーから「コロッケがあるから」と連絡が入ると、ミート社の社員が取りに行き、袋を詰め替えて飲食店や小売業者に販売した。
こうした売れ残りの商品は、複数の食品メーカーから引き取っていたという。
食品業界全体がグルであることを雄弁に物語っている。そう、ミートホープはばれただけなのだ。
(注…「日ハム」・「不二家」+「偽装」→ Google検索)
鶏並の記憶力の人には何のことかわからんでしょう(笑)
「冷凍食品はヤバイ」という事である。コロッケやハンバーグは自分で作ろう。
これからは一家に一台インチキもとい「ミンチ機」ですね。
偽装指示次々と ミート社元従業員ら「社長に逆らえぬ」
「不良在庫でひき肉をつくれ」「色が悪いから脱色しろ」-。苫小牧市の食肉加工製造卸会社「ミートホープ」(田中稔社長)が牛ミンチを偽装していた問題で、同社の元従業員らが二十二日、偽装の手口について北海道新聞の取材に重い口を開いた。証言からは、田中社長がさまざまな手口で製品の偽装や賞味期限の改ざんを繰り返し、それに逆らえない雰囲気が社内を支配していた実態が浮かび上がった。
最近まで勤務していた元従業員はかつて、同市入船町のミート社の本社で、田中社長と中島正吉工場長ら同社幹部とのやりとりを頻繁に耳にした。
ある時は、田中社長が古い肉を殺菌用のオゾン水に漬け、においを処理して出すよう指示。また、在庫担当者を呼んで「賞味期限が切れているから早いとこ出しちゃえ」と言い、指示通りになっていないと、担当者を怒鳴りつける場面も何度か目にした。
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