真相世界(The truth world)

200704ブッシュ大統領「どんなに厳しい前途でも死に体にはならない。チェイニー副大統領に足を撃たれない限り」

ブッシュ米大統領は28日夜、テレビ、ラジオ記者団との毎年恒例の夕食パーティーでスピーチし「クリントン前大統領は1万ページの回顧録を出版し成功したが、わたしは楽しい本を考えている。飛び出す絵本とかね」などと自虐を交えてジョークを連発、会場の爆笑を誘った。

単純思考を売り物にしている大統領らしいジョークである。

彼は「任期は残すところ664日。どんなに厳しい前途が待ち受けていても、レームダック(死に体)にはならない」と語った。実際に死に体であっても、「はいそうです」と認める馬鹿はいないだろう。
レームダックは足を引きずるアヒルが元の意味であることを踏まえ「チェイニー副大統領に足を撃たれない限り」と付け加え笑いを取った。一年前の事件だが、アメリカではまだジョークのネタになるらしい。

酔っぱらって誤射事件など起こせば、日本ならば即刻辞任に追い込まれるところだが、アメリカは銃器に関しては極めて寛容な国である。

もっともチェイニーはブッシュの資金源である石油産業の大株主でもある。簡単には切れない事情がある。

アメリカと言えばこんなニュースもあった。

不法侵入者、銃で撃っても正当防衛 テキサス州

ブッシュ米大統領の地元で、西部劇とカウボーイで知られる米南部テキサス州のペリー知事は30日、自宅や職場への侵入者を銃で撃っても正当防衛とみなす州法に署名した。9月1日から施行される。
同法によれば、自宅、職場や車の中に押し入ろうとした侵入者を「致死力のある銃」で撃つことが可能となる。これらの場所から引きずり出されそうになった場合に銃を使用しても、自衛とみなされる。
自宅や車は自分の「城」であり、守る権利があるとの考えに基づいた同法は「キャッスル・ドクトリン」と呼ばれ、銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)が法制定を後押ししてきた。

テキサス州以外にも15州が同様の法律を持つ。同州では拳銃を容易に購入でき、許可を得れば持ち歩くことができる。

日本では暴力団や中国人窃盗団は銃器で武装しているのに、一般市民は車の中に刃渡り8センチの十徳ナイフを置いておくだけで逮捕されてしまうのが実態である。

日本も危険な馬鹿が増加しているのは事実である。周知のごとく警察はあてにならない。無防備宣言などと馬鹿なことを言っていないで、自己防衛する意識を持った方がいいのではないだろうか。
これからの時代、金融機関や公共施設などでは銃器の使用を認めた方がいいかもしれない。銀行強盗など窓口で逆襲して射殺してしまえばいい。

現実には、学校に不審者が乱入したとき、学校の先生は「さすまた」で対処しろ、などと間抜けたことを言っている国である。救いようのなさを感じる。

(参照)

米大統領ジョーク連発…「飛び出す絵本」で回顧録

nuckin_futs

jibjab/movieid

『早撃ちディック』チェイニー副大統領の大失敗

ディック・チェイニー



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