記事にしてみたものの、おじさんにはよくわからない。「高島美紀子」誰?の世界なのである。
記事にする以上一応調べてみる。容姿はネット上で転がっている。フム、まあ可愛い。東大の中に限定すればミスに選ばれてもおかしくないだろう。元ミス東大ではないようだが…。
この娘は今インドにいるのだろうか? よくわからないし、詳しく調べるのも面倒である。ただの学生ではなく一応タレントのようだ。
「高島美紀子のミスキャン日記」というのがあった。こっちはまだ潰れていないようだ。
「あふじゃで研修中」というのを別にわざわざ作っていたのだろうか?
あふじゃで研修中元ミス東大の高島美紀子氏が自身のブログ『あふじゃで研修中』にて 「こじきのくせに」という差別的な発言を書き込んだことからコメント欄が大炎上。
気になる投稿内容はインドでのできごとを書いたもの。下記がそのブログの記事内容だ。
こじき探してたら、こうゆう時に限ってこじきに出会わない
いつもはそこらじゅうにいるくせに、今日だけいないの
で ようやく見つけた子供のこじきにコロッケあげるよって言ったら
拒否・・・
いらんって
せっかく恵んでやろうと思ったのに
ってか いつも食べ物くれって言ってくるくせに
こじきのくせに
……元ミス東大とは思えない乱暴な文章とその内容。コメントにも以下のような批判が 相次いでいる。
そもそも大炎上かどうかも疑問である。コメント欄の前半は賛否両論が入り乱れて活発だったが、後半はコピーした同じ文言が並べられている。同一人物がしつこく落書きしたような印象を受ける。後半部分は無視しても批判的なコメントの方が多いが、「差別発言でブログ炎上」はおもしろがってマスコミがこしらえている観もある。
今回の事件で「高島美紀子」という名前が売れたことは事実である。私も初めて知った。
「乞食」が差別用語なら何と言い換えればいいのだろうか?
マスコミ関係者も何も思いつかないようで、そのまま使っている場合が多い。
「人から食べ物を恵んでもらって生活する人」では長すぎるし、言い換えたところで差別感は消えない。
「~のくせに」がよろしくないのか?
「のび太のくせに生意気だぞ」は有名な台詞である。私のブログでも「自民党に投票しているくせに」などと毎度使用している。
インドには乞食が溢れかえっているので、この娘も見慣れ過ぎて感覚が麻痺していたようだ。
「乞食+くせに」の組み合わせが読者に不快感を抱かせるのも事実である。
「通路で地べた座りしている茶髪ガキのくせに、注意したらガン飛ばしやがった」
「半ケツスカートのタヌキ顔女子高生のくせに、電車の中でつけまつげなおしてやがる」
こう書いても別に差別感は抱かないだろう。
「乞食のくせに」との違いは宿命性の有無である。本人の怠惰の結果見下されたのと、本人の意志とは無関係に悲惨な境遇におかれている場合との差である。
インドの場合「乞食」にも様々なバリエーションがあるようで、一概には判断できないが、恵まれた環境でないことは確かだ。
しかし、相手は数が多い。同情したら大変なことになってしまう。駅のホームで鳩に餌をやったら、無数の鳩に取り囲まれて難儀することになるだろう。
(人と鳩と一緒にするな、などと見当違いな文句は言うなよ。人も鳩も生きるために必死の場合、行動パターンも共通するのである。)
鳩には餌をやらないのが原則だが、単なる旅行者が乞食に施しをしないのも原則である。乞食などいない方がいいのはいうまでもない。乞食の存在はその国の内政上の問題なのである。NPOとして生活向上支援をするとか、飢餓や病疫の救援活動をするのなら人道上大いにやるべきだが、その国の内情を深く理解することが先決である。
この娘は上記の二点(差別と同情)で対応を間違えていることになる。マスコミが騒ぐほどの記事内容ではないが、少しは反省した方がいいだろう。
(記事)
元ミス東大の高島美紀子が差別発言でブログ炎上!!