200801ネットカフェ暮らしの暴行魔VS施錠しない馬鹿ネーちゃん

ネットカフェ難民が急増している。最近では若い女性の難民も登場して驚かれている。
難民になる一番多いパターンは失業である。失業保険が出ているうちは働く気がせず、ネットカフェを泊まり歩く。そんな若者が多い。彼らの内の相当数は、失業保険が打ち切られた後ホームレスになっている。

昨年１１月、そんな難民の一人の男がとんでもない事件を引き起こし逮捕された。

男は全国のインターネットカフェで寝泊まりしながら各地で一人暮らしの女性を狙って暴行を繰り返していた。
男は長崎県出身住所不定無職の赤島和輝で、平成１７年９月中旬の未明、大阪市福島区内のマンションに住む２０歳代の女性の部屋に侵入し、女性の首を絞めて脅し、キャッシュカードを奪った疑いで再逮捕された。
ネットカフェでアダルトビデオを見て、「自分もできる」と変な自信を持ったらしい。

この強盗事件の現場に残された指紋と、各地で発生していた同様の手口の強姦事件で採取された指紋が一致し、大阪、兵庫、東京、愛知、岐阜－の５都府県の広域に及ぶ犯行であることがわかった。
他府県の別の事件で赤島の指紋が採取され、一連の事件と一致し、福島署が強姦容疑などで赤島容疑者を指名手配し、パチンコ店にいた赤島逮捕した。

供述によると、赤島はネットカフェを転々としており、女性に暴行する目的で新幹線で移動し、停車駅周辺の繁華街付近で、ネットカフェで数日間滞在しながらワンルームマンションを物色していた。

犯行手口は、午前０時過ぎに女性が多いワンルームマンションへ行き、片っ端から玄関のノブを回し、無施錠のドアを開けて靴などで女性の１人暮らしを確認、就寝中の女性の首を絞めて脅し、暴行するという単純なものだった。
こんな指紋を残しまくる幼稚な手口で２年間も犯行を繰り返しながら遊び歩いていたのである。

一人暮らしの女性の中で、リスク管理できない未熟な連中が相当数いるというのが実態のようだ。

（記事）
ネットカフェ拠点に女性暴行行脚　無職男逮捕