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真相世界(The truth world)

200807北京五輪記念10元札はミスプリントだった?


北京五輪記念紙幣の約150円のお札が貨幣市場で早くも100倍近くの値段で取引される

≪北京オリンピックの開会式まで、あと27日になった。中国では今週、オリンピックの記念紙幣が発行されたが、額面10元、およそ150円のお札が、早くも100倍近くの値段で取引されている。
北京市内の貨幣市場には、記念紙幣を取引する人たちが集まっていた。
オリンピック開幕1カ月前にあわせて、7月8日、記念紙幣が600万枚限定で発行された。
発売日には人々が長い列をつくった。
発行からわずか3日余り、北京市内にある貨幣市場では、早くも記念紙幣の取引が始まっていた。
売り手は「(1枚いくらですか?)きのうは800元、きょうは900元以上だ」、「だいたい1枚980元くらいだ。(900元にならないか?)980元だよ」などと話した。
紙幣の額面は10元、日本円にしておよそ150円だが、取引される価格はその100倍。≫

これは並ぶわ。手に入れた人は大儲けである。

≪記念紙幣が大量に取引されるこの市場。
発行直後から列に並んで紙幣を購入した人たちが、次々とこの市場へ売りに来たという。
売り手は「列に並んで買った人から買ったものも多い。10元で800元になるからね」、「市場全体では、1日1,800~2,000枚ほど取引されているよ」などと語った。
さらに銀行では、1人1枚しか入手できないはずの記念紙幣が、100枚の束で売られている。
店主は入手先を教えてくれないが、1束およそ140万円で、すでに1人が買っていったという。≫

要するに中国人民銀行内で不正があったということだろう。実際には何枚刷られているのかわからない。
そのうち相場も暴落しそうな感じがする。

で、その記念紙幣だが、発売直後から奇妙な噂が巷で飛び交っている。「ミスプリントではないか?」というのである。

<北京五輪>「記念10元札」はミスプリント!?マニアの間で早くも価格高騰―中国

≪中国人民銀行が見本としてホームページ上に公開した記念10元札の写真には、表面中央に北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」が印刷されており、その背景には北京市の天壇公園にある祈年殿のシルエットが薄く浮かんでいる。問題はこの祈年殿の頂頭部が札上部で切れており、その切れた部分が札下部に印刷されている点。実際に市民が手に入れた10元札も同様に祈年殿頂頭部が札下部にあった。≫

確かに祈年殿の頂頭部が札上部で切れていて、その切れた部分が札下部に印刷されているのは事実である。変なデザインだが、いくら何でもミスプリントなら気付くだろう。

えっ!気付かないで発行しちゃった実例がある!?

『国家銀行が新1万ドンのミスプリント認める』

≪発行されたばかりの1万ドンポリマー紙幣上には、千桁の間のカンマなしで「10000ドン」と印刷されています。なぜこのように通常と違うのでしょうか?

-貨幣発行局副局長Nguyen Van Toan氏: 新しく発行された1万ドン札のカンマのつけ方が統一されていないのは(表の右隅にある10000という数字の中にカンマがない)、原版を作る過程でのミスによるものです。≫

しかし、中国の場合はミスプリであっても政府は絶対それを認めないから、「ミスプリ」ではないのである。



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