”青天井から底なし沼?”ニューヨーク原油先物市場、WTI価格が112~113ドルに値下がり
≪週明け11日のニューヨーク原油先物市場で、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の 価格は一時、前週末比2・37ドル安の1バレル=112・83ドルまで値下がりし、 約3か月ぶりに1バレル=112ドル台を付けた。その後、1バレル=113ドル台前半で取引されている。
外国為替市場でドル高基調になっていることや、米国のガソリン需要が減少するとの見方を受け、原油価格は前週末から下落傾向を強めている。≫
値上げの時はさも仕方ないと騒ぎ立てるが、利潤が上がると黙り込む。宝くじや馬券が当たると騒ぎまくるのは馬鹿の証明であるから、商売としては定法だろう。
出光興産、ガソリン卸値の公表を当面中止
≪石油元売り大手の出光興産は11日、毎月2回実施しているガソリンなど石油製品の卸値の公表を当面中止すると発表した。
原油価格の下落を受けて8月前半の卸値を7月後半比で1リットル当たり3.2円引き下げると表明したが、「店頭価格が必ずしも連動しておらず混乱を招いているため」(同社)という。
出光は主に原油調達コストの変動に合わせて卸値を変更する方式を採用している。
しかし原油価格の上昇局面で卸値引き上げを受け入れなかった需要家に対しては8月前半も値下げせず、逆に値上げを要求した。
こうした同社ブランドの店舗が8月初めに店頭価格を下げなかった。
競合店に合わせて値上げした店舗も多く「一部の消費者からクレームが来ている」(同社)。
10月以降は市場価格に連動して卸値を変える新方式を採用する方針で今後、価格の公表を続けるかも含めて検討する。 ≫
ガソリン高騰で消費者も殺気立っている。企業側もごまかすのに必死である。
どうやら、一般消費者と大口需要家との間で販売価格差が広がりそうだ。「無知な奴には高く売れ」である。
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