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草津といえば日本武尊が開湯したという伝説を持つほど、古くから知られた湯治場である。草津の名の由来は「くさうず(臭水)」が訛ったものであるとされる。
基本的には酸性泉であるが、場所よっては硫黄泉なども見受けられる。酸性が強くpHは2前後もある。効能は、皮膚病、神経痛、糖尿病ほか多種多様。効能が戯れ歌になったり、恋の病以外にはすべて効くと言われたりする。
湯量は自噴するほど極めて豊富であり、湯温も50~90度前後と高い。
(以上wikipedia参照)
「西の有馬、東の草津」と称される名湯である。
この草津温泉の共同浴場が、観光客のマナー違反に泣かされている、とのことである。
以下朝日新聞記事の引用。
備品を盗んだり、近所迷惑も顧みず脱衣場で深夜に酒盛りをしたり。揚げ句の果ては、浴場で大小便に及ぶ狼藉ぶりだ。
共同浴場は18カ所ある。いずれも無料で開放され、一部を除くと24時間の利用が可能。好きなときに、かけ流しの強酸性の湯を楽しめる。
観光客のマナーの悪さが目立つようになったのはここ数年のこと。勢い、町温泉課にも苦情が相次いで寄せられるようになった。
足ふきマット、体重計、壁掛け時計――。過去に盗まれた備品の数々だ。脱衣場で深夜に飲食する者も後を絶たない。数人で宴会を開いて大声で騒ぎ、隣接する宿や民家に迷惑をかける。女風呂を平気で占拠するカップルにも悩まされる。これをやられると地域の女性は入浴したくても入れない。最近は洗い場に大小便を垂れ流していくやからまで出る始末。問題外の行為に地域住民はがくぜんとさせられている。
何故こんなひどい事態になってしまったのか? 地元でも首をひねるばかりのようだ。
2ちゃんねるでは「犯人外国人説」で盛り上がっている。韓国人・中国人観光客が増えたのは確かだ。全く的はずれではないだろうが、「日本人の質が低下した」と考えるのが妥当だろう。
観光客の質が低下したにもかかわず、草津温泉の対応が後手に回っているのである。現在の日本では「性善説」はもはや死語と化している。
最大の原因は自民党の悪政に他ならない。「この国民にしてこの政府あり」で、質の悪い政党に質の悪い国民が投票し、全体の質を落とし続ける悪循環が続いているのである。
しかし、こんな共産党みたいな建前を言っても誰も同調はしないだろう。いくら真実でも観念的すぎる。
「誰もが納得できる具体例はないのか?」と、探してみるとありました。「格安ツアー」である。5000円ポッキリで、「一泊入浴付き最寄り駅送迎バスツアー、夕食時お銚子1本おまけ付き」なんていう企画がある。
金がなくて暇な連中が喜んで行きそうな企画である。これで元が取れるのだから、企画した人には頭が下がる思いだが、こういった連中が近年大挙して草津や塩原に押し寄せているのは事実である。大衆化を通り越して、愚民化したのである。
表現を換えれば、「観光客のマナーが悪くなった」というより「マナーの悪い(手癖の悪い)奴でも観光客になれた」と言うことになるだろう。
この兆候はトラブルが増えた時期とも一致している。
「衣食足りて礼節を知る」でした。貧しくても心は豊かに願いたいものです。
(記事)
草津の湯、マナー違反困った 共同浴場で酒盛り・盗み…
マナーというより、日本の風習も知られていないのでしょう。
しかし温泉で糞をするバカチンはどいつだ!?