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あまりにもいい加減な行動ぶりに民主党内からも「何とかしてくれ」と悲鳴に近い声も聞かれた。
姫の言い分では「改革クラブは自民党の受けざらだから入るの止めた」そうである。…なこと最初から判っていただろうに…。
「ぶって姫」こと姫井由美子は2007年10月に、岡山市で飲食店を開店する際、愛人の元高校教師の母親の名義を無断で使って営業許可申請していたとして、元高校教師親子から有印私文書偽造・同行使の容疑で刑事告発された。
そのぶって姫が今度は「離党する、やっぱやめた」の騒ぎである。
たった1日で…?姫井氏が民主党離党を撤回
≪民主党に離党届を出していた姫井由美子参院議員は29日夜、民主党本部で記者会見し、離党を撤回し、民主党にとどまる考えを表明した。
姫井氏は「多くの有権者に心配をかけ、心からおわびしたい」と謝罪した。
会見には菅直人代表代行、輿石東参院議員会長、鳩山由紀夫幹事長が同席した。
姫井氏の離党撤回によつて、渡辺秀央元郵政相らの新党「改革クラブ」は、政党助成金を得られる政党要件(国会議員5人以上)を満たさなくなる。≫
多分、裏で民主党が一番コロびそうなぶって姫に工作したのだろう。「戻ってくれば特別待遇してやる」と約束したに違いない。
民主党には他にも条件次第で転びそうな議員がいっぱいいる。
現実に利権を握っている自民党や公明党からはコロびそうな手合いはいないようにもみえるが、激しい派閥争いで利権からはじかれた連中が寝返る可能性も高い。特に次期総選挙は100名近い自民党議員が議席を失う可能性が高いので、民主に鞍替えを真剣に考えている連中も多いだろう。「タダの人」にはなりたくないのだ。
公明党の場合は矢野氏の例を見るまでもなく、大作センセイの逆鱗に触れると政治生命を絶たれてしまう。
村八分にされたら飛び出すしかないのだ。
いずれにせよ、総選挙が近づき札束と鉄砲玉が乱れ飛ぶ事態になりそうである。死人が出ないことを祈るばかりだ。
杉村にしろ姫井にしろ、なんとかしろ
でも
世間はすぐ忘れるから大丈夫か。
不思議な事件だね。
喜んだのはだれ?