東京が慎太郎で、大阪が橋下。こんな連中が知事になってしまったのも有権者の程度が低いからである。
参加した府内43市町村の首長からは会議後、「あれはないやろー」と絶句した。西口市長は「あそこで泣かれたら我々は悪者。芝居じみている」。府市長会長の倉田薫・池田市長も「泣きたいのはこっち。泣いてしまったら話が続けられない」とあきれ顔だった。
いい歳こいて泣き落とし戦術もないだろう。歳出削減も、ただむちゃくちゃに減らすだけなら小学生でもできる。江戸時代の馬鹿殿様でもできるのである。
もっとも、府内43市町村の首長の大半はガソリン税復活賛成派である。貰えるところからは何でも貰おうという根性の持ち主であることには事実だ。
代理出席の堺市と高槻市を除く41の首長が顔をそろえた。08年度度予算で当初、予定されていた市町村への支出金3357億円が、知事直轄の府改革プロジェクトチーム(PT)の削減案で79億円削減されることに異論が相次いだ。
「79億円削減」?? 何だ、たったの2%じゃないか!
それにしては支出金を全額打ち切られるかのような首長達の反応ぶりである。
口火を切ったのは大阪市の平松邦夫市長。「医療費助成削減で市民の負担増が目に見えている。PT案はまず削減ありき。削ればいいというものしか見えてこない」と批判した。
この意見はごもっとも、PT案は頭の悪い奴がデタラメに削減を要求したものだ。
吹田市の阪口善雄市長は「まずは阿修羅のごとく、庁内で血を流す改革がなければ府民に痛みを押しつけられない」と反発。35人学級廃止方針についても「府が先行して積み上げてきたのを急にやめますというのでは信頼関係は崩れる」と詰め寄った。
確かに「金がないから詰め込み授業しろ」とは惨めな話だ。しかし、何が「阿修羅のごとく」だ!
こいつは自分の所を棚に上げて府の職員の人件費を下げろと言っているんだな。平職員は財政赤字と関係ないだろう。利権に絡んだ奴らを断罪するのが急務と思われるのだが、そうしたら真っ先にに血祭りに上げられるのはご本人かもしれない。橋下馬鹿と変わり映えしない意見だ。
首長たちはマイクを次々に手渡しながら発言。守口市の西口勇市長は「すでに当初予算を施行している。今更言われても協力のしようがない。行政のルール違反だ」と批判。河南町の武田勝玄町長も「政治経験が長い私たちの声もしっかり踏まえて」と38歳の橋下知事79億円削減をたしなめた。
38歳の橋下知事が馬鹿であることは判るが、政治経験が長いこいつらもただの政治ゴロである。今まで散々甘い汁を吸い続けてきた連中だろう。
「血も涙もない」などと1時間余りにわたって批判にさらされた橋下知事は「財政に余裕がなければいい政治はできない。住民に我慢をお願いするのも政治家の使命」とお馬鹿タレントだったくせに政治家気取りである。何回も言うけど、利権を巣を叩いてくれよ。話はそれからだ。自民党のこいつに期待するのは無理というものだが…。
「公務員の人件費は高すぎる。人が多すぎる。一度一緒になって考えてもらって」と話を決まり文句に転嫁させ、絶叫すると言葉に詰まり、最後は涙を流しながら「大阪を立ち直らせたい。今一度ご協力のほど、よろしくお願いします」と頭を下げた。
平公務員のどこが人件費が高いんだ? 人が多すぎるんだ?
大阪の行政サービスは全国でも最低レベルだろうが。
零細企業でこき使われているくせにバカウヨになった奴のようなことを叫ぶな。
「府議会議員の人件費は高すぎる。人が多すぎる。一度一緒になって考えてもらって」ならわかるけど…。
(記事)
大阪府の歳出削減に市町村猛反発 会議で橋下知事が涙
程度が低いと断言されては、さすがに辛いですが、そういった意見も、やはり有るのでしょう。
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