「逮捕は不当、告発の意義薄れぬ」グリーンピース代理人
環境マフィア「グリーンピース・ジャパン」が、調査捕鯨船の乗組員が自宅に送った鯨肉を無断で持ち出した問題で、青森県警などは20日、窃盗と建造物侵入容疑で、 団体の海洋生態系問題担当部長ら2人を逮捕した。
2人は4月16日、西濃運輸青森支店の配送所に侵入。調査捕鯨船「日新丸」乗組員が北海道の自宅などに宅配便で送った鯨肉入りの段ボール箱1箱を経由地の配送所で抜き取り、盗んだ。
グリーンピース側は持ち出しを認めた上で「鯨肉の横領疑惑の証拠を入手するためで違法性はない」と主張していたが、県警は悪質な窃盗行為と判断。反捕鯨活動で知られる国際的な団体をめぐる刑事事件に発展した。
午前8時半ごろ、東京都新宿区のグリーンピース・ジャパンの事務所に、青森県警と警視庁の捜査員十数人が家宅捜索に入った。
グリーンピース側は、午前9時から事務所で記者会見を予定していた。逮捕された海洋生態系問題担当部長のS(31)も会見に出席することになっていたが、急きょ中止。捜索が続く中、同9時10分すぎ、代理人の只野靖弁護士がビルの前に姿を現し、取材に応じた。
只野弁護士は「横領行為を告発するための行為で、窃盗罪は成立しない」とのこれまでのグリーンピース側の主張について、「変わりはない。告発の意義は薄れない」と説明した。
さらに鯨肉を東京地検に、持ち出しの経緯などを説明した文書を青森県警にそれぞれ提出していることを挙げ、「任意の事情聴取にはいつでも応じると言い続けてきた。逮捕は不当で、即時の身柄釈放を求めたい」と語った。
グリーンピースは20日、「グリーンピース・ジャパン」の幹部ら2人が窃盗容疑などで逮捕されたことを受けて、「無実の人間が逮捕されたことは驚きだ。即時に釈放されるべきだ」との英文の声明を東京発で発表した。
声明は、「日本の捕鯨は国際的に批判されている。逮捕された活動家には、捕鯨で誰が
得をしているか知る権利がある。(逮捕は)脅迫行為だ」と非難した。
逮捕されたSが実行犯だったのかも怪しい。暴力団ではよく替え玉が自首するが、今回もその口かもしれない。
商業右翼や総会屋なども騒ぎを起こして金品を要求したりするが、グリンピースの場合も同様と思われる。依頼主が存在するのだろう。
鉄砲玉としてはリスクが少ない。窃盗犯だから懲役も大したことないだろう。
出所すれば、「お勤めご苦労さん」で幹部の道が開かれているのかもしれない。
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