真相世界(The truth world)

200708民主党大物議員の戯言「参院本会議ではネクタイ着用を」


私は人間の中で「人に余計な強要をする奴」が一番嫌いである。

この西岡という御仁の真意はよくわからない。
自民党が「クールビズ」なる茶番を国民に強要していたのは事実である。何故カタカナ語なのか?
いくら日本がアメリカの属国で、自民党員はその提灯担ぎであるにしても、こいつらには打ち出す政策をカタカナ多用で誤魔化す習性がある。国民の分からない言葉で騙そうという意図なのだろう。
国民も次々と訳の分からないカタカナ語をまくし立てられると、意味を調べるのも億劫になり、「そうかい、勝手にやってくれ」という心境になってしまう。「言語明瞭・意味不明」をキャッチフレーズにしていた竹下あたりが始めた手法だが、それを踏襲しているようだ。だとしたら、竹下の子分が多い民主党の連中も同じ穴のムジナか?

「クールビズ」いかにも自民党的な嫌らしさプンプンのネーミングである。「クール」くらい誰でも分かるが、「ビズ」が何の事やらさっぱり分からない。
例によってwikipediaで調べてみよう。

語源
「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(cool)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス(Business)」の短縮形ビズ(BIZ)をあわせた造語である。2005年4月に行われた環境省の公募によって選ばれた。

実施期間
環境省が想定する実施期間は6月1日から同年の9月30日までである。

ただし、曜日配列等の都合上、初日や最終日が各企業や官公庁の休日にあたる場合は、実質それぞれ直後(6月最初の営業日)・直前の営業日(9月最終営業日)の日付に置き換えられることが多い。

6月から9月までの約4箇月間で実施するところが多いが、開始時期に関しては、6月中旬や下旬または7月初旬より開始するところもある。終了時期に関しても、8月末で終了するところがある。

概要
第1次小泉内閣第2次改造内閣にて環境大臣に就任した小池百合子が、内閣総理大臣小泉純一郎に相談したところ「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。 それ以降、環境省が音頭をとり、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季にセ氏28度以上に設定された冷房に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけている。与党もこれを推進しており、閣僚や議員のノーネクタイ姿がテレビによく映るようになった。また、この時期には東京都千代田区霞が関の中央官庁では、夏季に上着やネクタイをしている職員はほぼ見かけなくなった。


ということだ。小池百合子の発案のようだ。内容を読まずともくだらない発想であることが知れる。

犬の首輪を連想させるネクタイは「服従」のシンボルである。「お上の前では服従の証を示せ」と政府はことあるごとに国民に「ネクタイ着用」を強制していた。犬役人ほど部下にキャンキャン吠えたものだった。
このように、元来北欧の防寒具であるネクタイを真夏の炎天下でも強要させていた低能国家日本であったが、オイルショック以降「お上に準じて愚民どもも節約せよ」という江戸時代さながらの倹約令をたびたび施行するようになった。諸般の都合によって、命令はころころ変わるのである。

勿論国民不在、お上の論理である。ネクタイそのものが日本の気候風土に合わない、強いて使うなら「冬季限定アイテム」であることを為政者は理解できないのである。こいつらの意識の根底に欧米人の猿まねを尊ぶ気風があるからだろう。

それはそれとして、今回参議院で民主党が大勝ちした。途端にこれである。

クールビズに異論=参院本会議ではネクタイ着用を

という発想である。何でこんな発想しかこの御仁はできないのだろうか! 
もう引退して結構です。日本の政治にあなたは必要ありません。
私の個人的見解として、「民主党には政権交代してもらい、政官癒着の目を完全に潰してもらいたい」のだが、まあ、期待しない方が良さそうだ。

以上思いつくままに乱筆したので、「お前の言わんとしていることはさっぱり分からん」と叱責されそうであるが、つまり、こういうことを言いたいのである。

地球温暖化しているくらいだからクールビズの期間など限定せず、年間を通してずっと行え。
ネクタイの着用は本人の意志にまかせろ。
正装にこだわるなら和服で行け。

「参院本会議ではネクタイ着用を」=クールビズに異論-議運委員長

 西岡武夫参院議院運営委員長は9日午前の理事会で、「次の国会からクールビズの申し合わせを廃棄し、本会議場、委員会室での議案審議に際してはネクタイ着用を義務化したい」と提案した。10日の同委理事会で改めて協議するが、突然の提案に各党は困惑しており、実現するかは不透明だ。
 西岡氏は提案理由について「制服を着用して国会見学する子どもがいるのに、議員がリラックスした格好をしているのはいかがなものか」と説明した。各党は「(国会内の)冷房を弱くしている中でネクタイ着用を義務付けるのはどうか」(自民党)、「参院の慣例にかかわる」(民主党)、「まとまるかどうか分からない」(公明党)と難色を示した。


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コメント一覧

mazinger
>自民党が「クールビズ」なる茶番を国民に強要していたのは事実である。
この「事実」が私には理解できていません。クールビズを履行しなかったために処罰を受けた人々が居たのですか?
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