真相世界(The truth world)

201202世界初!メタンハイドレート産出試験は天下りの肥やしか?

世界初!海洋におけるメタンハイドレート産出試験……愛知県沖で事前掘削がスタート
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1329246797/-100

≪経済産業省が推進する「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」のフェーズ2の一環として、第1回のメタンハイドレート海洋産出試験が愛知県沖合で始まった。

メタンハイドレートは将来の天然ガス資源として注目されており、2001年度から2008年度まで「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」のフェー ズ1として、東部南海トラフ海域(静岡県から和歌山県の沖合にかけた海域)での地震探査・ 試掘などが実施された。その結果、同海域において、日本の年間ガス消費量(2005年)の約13.5年分に相当するメタンハイドレートの賦存が確認されて いる。≫

メタンハイドレートは日本近海に豊富にある資源で、この開発に成功すれば、日本のエネルギー問題にとっては大変明るい話題になる。

ただし、例によって採算性が問題になる。メタンハイドレート産出は海底油田以上に困難を伴うのである。
相手がメタンガスだけに、事故が発生すれば大量のメタンガスが空中に放出されることになり、甚大な環境汚染も懸念されている。

採算性以前に、採掘技術を研究しないことには話にならないのも事実だが…。

≪作業地点は愛知県沖の第二渥美海丘で、実施主体は経産省から受託された独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)。
同試験にかかわる掘削工事を担当するのは、石油資源開発(JAPEX)。≫

更に問題なのがこのあたり。独立行政法人といえば天下りの巣窟である。無駄な事業を垂れ流して、予算が実質的に天下りの給料と退職金に化けている実例が多数報告されている。

現在日本国が莫大にな財政赤字を抱えている主因もこのあたりにあるので、ここがまともな団体なのか厳しく審査する必要がありそうだ。

JOGMEC
http://www.jogmec.go.jp/

またきた!JOGMEC、JAPEX、経産省・・・天下り悪の権化ここに極まれり
http://www.nikaidou.com/archives/17058

JAPEX
http://www.japex.co.jp/

INPEX、JAPEX、帝石、石油開発会社ってどう?
http://mimizun.com/log/2ch/recruit/1115997350/


(巷間の声)

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海藻から油を作るアレはどうした?頓挫してんのかな?
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薄く広がったメタンの一部が採取できてもしょうがない
採取し終えたのを自動で判断して移動できないと
まぁ、チビチビと採取しつつ移動するなんてとても採算合う訳がない
でも目処が付いたと発表するよ
原発を撤去するために
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もっと簡単に採取できる日本海は後回し。
どこまでくそなんだよ。
新エネルギーが取れちゃ都合が悪いんだねw
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日本海側は韓国に配慮してスルー
韓国は竹島周辺で試掘
でも実用化の技術ないから日本が技術援助の予感
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乗組員はイスラエル人って本当なんですか?

宮城県沖も地震前に深い穴掘ってましたよね
東海地震の震源地近海にメタンってどうでしょうよ

4発も開けるんですか
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地球が何十億年もかかって行った温暖化対策を崩していいの?
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Q.日本が資源大国になるとどうなるでしょう?

1.国の借金が段々少なくなり株価が上昇し経済が安定する。
2.無用なエネルギーを輸入しないでよくなるので貿易黒字が大幅に増大する。
3.国の財政に余裕ができ福祉や失業者対策に使われ、国民が豊かな生活をおくれるようになる。
4.戦争にまきこまれる。
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日本海側のメタンハイドレートの結晶(上越市沖海鷹海脚)
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2006/images/03/03-b.jpg

日本海側の対馬(ウルルン)海盆?で韓国が採掘したメタンハイドレートの結晶(Figure9参照)
EVIDENCE OF GAS HYDRATE FROM UBGH2 LOG DATA IN THE ULLEUNG BASIN, EAST SEA
http://www.pet.hw.ac.uk/icgh7/papers/icgh2011Final00412.pdf

太平洋側のメタンハイドレート(ほとんど泥)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2009/pr20090401/fig4.jpg
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少し心配なのは、海底でもハイドレートが分布できるという事は、
ハイドレートというのは上に柔らかい地層しかない状況でも分布しているんじゃないかって事…。
減圧法を使っている分には

減圧→ハイドレートがガス化。圧力上昇 → 生産されるのでまた圧力減少の繰り返し

という事で大丈夫なのだろうけれど、他の手法だと岩盤が割れ(Fractured)てしまわないか。
たぶん今回はそういう条件を全て考慮して、非常に手堅いところを選んでいるのじゃないかと予想。
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先ほど記事を読んできたのだけれど、水深1000mでメタハイ層が300m辺りというなら、
随分絶妙な場所を選んだ事になります。

http://image.astamuse.com/image/JP/2007/262/130/A/000008.png

この図を見るとわかりますが、温度10度以上だと、
ハイドレートを維持するのに必要な圧力がぐぐっと上がってきています。
で、海底面はこの温度だと4℃とか3℃なので、地温勾配が仮に控えめに100m辺り4℃だとすると、300m地点は15度くらい。
1000m水深で100気圧(10MPa)と、300mの堆積物(このくらいの浅さでは圧力勾配は海水中と同じ精水圧だから30気圧)って事は、13MPa。

つまり、ちょっと減圧すればガス化する絶妙なライン。
おそらく、井戸内を水で満たしてしまうと減圧が弱いので、窒素ガスで井戸内を置換して比重を軽くし、最初の減圧をかけると思います。
一度メタンが沸き始めれば井戸内にメタンという比重の低い気体で井戸内が占められ始めるので、メタハイの気化が継続的に起こります。
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気化が気化を生むってことはないからずっと減圧の力を掛け続けなきゃならんよ
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え、そうかな…?減圧の力って、井戸内の圧力を低くする、つまり泥水柱圧を下げる以外無いはず。
それとも連続ガスリフトをかけるって意味でしょうか?
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まず、ハイドレートからメタンが分離すると体積が増すので、圧力が上がります。

かつ、分離する際周りの熱を奪う為、メタンを分離させるのに必要な気圧が下がり続けます。

この為、連続してメタンを採取し続ける事は容易ではなく、
メタンよりも水クラスターと親和性のたかいアルコールや二酸化炭素を
注入するか温水を注入するなどが必要になります。

この為、金銭的、エネルギー的コストは非常に高くなるのはまちがいなく、
コストを下げる為の検証にはまだまだ時間は掛かるでしょうね。
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一般論としてはその通りなんですが、それは加熱法やDehydrator注入法であって、
今回はもっとシンプルかつローコストな減圧法での生産テストじゃなかったですっけ?
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