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「ブッシュ 逮捕」で検索すると、面白いようにゾロゾロとひっかかってくる。勿論、ほとんどがジョークネタであるが、ここに来て「瓢箪から駒」ならぬ「冗談からマコト」になりかねない状況になった。
ブッシュ氏がいかがわしい人物であることは周知だし、彼の政策行為が犯罪性の高いものであることは以前から言われてきた。
しかし、いやしくもアメリカ大統領を簡単に逮捕に追い込むことは難しい。
断っておくがブッシュ氏はアメリカの最高権力者ではない。背後にひかえる巨大財閥組織の使用人に過ぎない。
従って、用が済めば「処分」という選択もあり得るのである。そのミニ版が台湾や韓国である。
世界的に見て、大統領を辞めた後逮捕される御仁はゴロゴロ存在する。
アメリカを絶望的な金融危機に招いた犯人は誰か?
某巨大組織なのであるが、一般のアメリカ人にはその存在に対する意識が薄い。アメリカは世界で最もひどい洗脳国家なのだ。
アメリカ人は単純である。イエスかノーかでないと理解できない連中が多い。第3政党が育たない背景でもある。
今回もスケープゴートが必要だ。なるべくインパクトのある奴がいい。
こう考えていくと、用済みの「ブッシュ」が適任ということになる。
米史上最大の「ねずみ講」発覚=ナスダック元会長、4兆5000億円詐欺
≪ウォール街(米金融街)の重鎮として知られるバーナード・メードフ氏(70)が、ねずみ講に似た手口で投資家から資金を集め、少なくとも500億ドル(約4兆5000億円)の損失を与えたとして連邦捜査局(FBI)に12日までに逮捕された。米メディアによると、米史上で最大規模の詐欺事件といい、市場関係者の間でも動揺が広がっている。≫
4兆5000億円詐欺とは半端な額ではない。もう少し詳しく報じているところもある。
値付業者バーナード・マドフ社長500億ドル詐欺で逮捕-SECも提訴
≪マドフ社長は11日午前8時半(日本時間同日午後10時半)にFBIに拘束され、マンハッタンの連邦地裁に出頭した。訴因は証券詐欺1件で、妻が保証し、自身のアパートを担保する保釈金1000万ドルを支払って釈放された。
検察当局の発表によると、マドフ社長は10日従業員らに「すべては大うそにすぎない」と述べたほか、自社の事業について「基本的に巨大なねずみ講だ」と説明していたという。バーナード・マドフ証券投資会社は1960年創業で、10月時点でナスダック市場で23番目に大きなマーケットメーカーだった。≫
日本ではBernard L. Madoff氏の存在があまり知られていないので、名称の訳も統一されていないようだ。「メードフ」のほうが実際の発音に近そうだ。少なくとも50億ドルは稼いでいたようだから保釈金1000万ドルなどはした金だろう。
彼の詐欺はヘッジファンドがらみだった。
ヘッジファンドについて知りたい人は、wikipediaでどうぞ。
ヘッジファンドといえば「金融工学」である。
「金融工学はネズミ講そのものだ」と極論する人までいる。
いくら何でも言い過ぎだろう。「ネズミ講を偉い学者達が研究して学問化させた」くらいの表現が妥当か?
だとすると、「天下一家の会事件」で知られる内村健一氏など、金融工学の祖として讃えられてもおかしくはない。
日本の行政も「金融担当相」などという曖昧な名称は止めてズバリ「ネズミ講相」もしくは「ネズミ相」にしたほうがいいかもしれない。大臣にはマルチに詳しい野田聖子氏が適任である。
で、現在の段階でブッシュ氏がこの詐欺事件に連座している証拠は何もない。
「何だ コケ脅かしの嘘見出しを立てやがったのか?!」とお怒りの諸兄も多いだろうが、あくまでも私の予想ということでご勘弁願いたい。
「ナスダックの元会長、5兆円近い疑獄、ブッシュ政権末期、金融大恐慌」
これらのキーワードを関連させていけば、ブッシュ氏との因果関係を取りざたしても不自然ではないだろう?
「ブッシュ逮捕」は全くのヤマカンですけど。
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