
道頓堀川の汚泥に沈んでいたカーネルの上半身が24年ぶりに発見された。
カーネル:24年ぶり「救出」 阪神優勝で道頓堀川に
当時、21年ぶりの優勝に酔ったファンが、ランディ・バース選手に似ていたカーネル人形を戎橋から川に落とした。その後、ダイバーが捜索したが見つからず、阪神は86年以降は日本一になれず、ファンの間で「カーネル・サンダースの呪い」と言われた。
必至に捜索を続けた阪神ファンの執念が実った形だ。
≪10日夕、大阪・ミナミの道頓堀川の川底で、市の遊歩道整備工事の関連作業で潜っていたダイバーが、ケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース人形の「上半身」(体長約1メートル)を見つけた。85年10月にプロ野球の阪神タイガースがリーグ優勝した際、興奮したファンらが川に投げ込んだまま行方不明となっていた人形とみられる。≫
しかし、今回の捜索は不発弾調査の副産物だったようだ。
≪台船のクレーンで引き揚げると、作業員からは「死体やないか」との声があがったが、すぐに阪神ファンの現場監督らが「カーネルや」と叫んだ。通行人らも「オーッ」とどよめいた≫
上半身が見つかれば下半身発見も有望である。
カーネル:下半身や右手部分も見つかる 大阪・道頓堀川
11日午前になって、カーネルの下半身と右手部分が相次いで見つかった。相次ぐ発見で、阪神ファンらは「今年こそ日本一や」と沸き立った。
≪この日は午前8時50分ごろから、前日の発見場所周辺(水深約1.2メートル)に河川工事のダイバーが潜って捜索を始めた。すぐそばの新戎橋の上からは、多数の報道陣や通行人が見守った。≫
もはや不発弾調査どころではなくなってしまったようだ。
≪数分後、右手のひら(長さ約20センチ)が見つかった。その約10分後、ダイバーの水中マイクの声が作業船上のスピーカーから「下半身、間違いない」との声が聞こえた。報道陣や作業員から歓声があがり、間もなく、下半身(同約70センチ)も船上に引き上げられた。≫
残念ながら、両足首、左手、眼鏡部分などは発見できず、同9時40分で捜索を打ち切った。今後、残りの部分が見つかる可能性はほとんどないらしい。
阪神球団社長「カーネル人形を甲子園に」 ケンタッキーに依頼へ
≪阪神の南信男球団社長は11日、24年ぶりに姿を現したカーネル・サンダース人形について「今朝、甲子園球場の球場長に、タイガースの球場としてこちらの方に置いていただけるよう、大阪市、ケンタッキーさんにお願いするように指示しました」と語った。≫
相変わらず阪神は商売上手である。
記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!!
<(_ _)>
→人気blogRanking
→FC2 Blog Ranking
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます