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マグニチュードは6.3ながら直下型だったので甚大な被害が発生してしまった。現地では古代遺跡の被害も報告されている。
地震の死者150人超に=「見捨てない」と首相-各国から支援提供相次ぐ・伊中部
≪AFP通信によると、イタリア中部で発生した地震による死者は6日夜(日本時間7日朝)までに、少なくとも150人に達するなど被害が拡大した。救急隊員が地元メディアに明らかにした。負傷者も約1500人に上っているほか、多数がなお倒壊した建物の下で生き埋めになっており、震源に近いアブルッツォ州ラクイラでは1700人以上の救助隊員が懸命の救助作業を続けている。≫
今回の地震も予知した人物がいた。例によって事後に騒がれる結果になってしまった。
<イタリア地震>現地学者「来る」予知 市が自粛求める
≪イタリア中部で6日未明に起きた地震について、地震発生前、現地の地震学者が「大地震が来る」と当局に上申していたことがわかった。学者は自家用車のスピーカーで住民に避難を呼びかけたが、「パニックを広げる」と市に自粛を求められていた。
この学者は震源地のラクイラ在住の元国家原子力研究所職員、ジャンパオロ・ジュリアーニ氏。レプブリカ紙によると、同氏は地下の岩盤から放出されるラドンガスの量で地震を予測する仮説を提唱している。それに基づき、同氏は今年2月、ラクイラ市に「住民の避難」を呼びかけていた。しかし市は騒乱を引き起こすと、警告を続けるジュリアーニ氏のホームページを閉じるよう命じていた。≫
例の夢判断のジョセリーノ氏と違って一応科学的根拠があるようだ。
この人の予知の信頼度に関しては未知数である。市の対応があながち間違っていたとも言い難い。地震予知研究は未だ未熟な段階なのである。
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