見出し画像

真相世界(The truth world)

200907公務員65歳定年に 人事院最終報告 2012年から実施か?


平均寿命は延びる一方、年金は払えません。これでは歳をとっても働くしかないだろう。
その意味でも65歳定年制は自然の成り行きかもしれない。
とにかく、65歳まではまともに年金が出ないのである。年金が出るようになっても、以前と比べたら大幅に減額されている。年金だけで生活するのは困難だろう。

人事院が定年を65歳に引き上げる最終報告をしたが、これは妥当に思える。しかし、その報告案を読んだら…!?。

公務員65歳定年に…人事院有識者会議が最終報告案

≪人事院の有識者会議「公務員の高齢期の雇用問題に関する研究会」は、国家公務員の定年について、60歳から65歳に段階的に引き上げていくことを最終報告に明記する。≫

いかにもお上らしい。まず、国家公務員からやるんだな。「下々はそれを見倣え」ということのようだ。

≪最終報告では、年金の受給開始年齢が13~25年度にかけて段階的に引き上げられることに合わせ、定年も同様に引き上げていく必要があると指摘する。≫

年金の受給延期はまったなしである。無職無一文の奴からは、社会保険料を徴収できないので、何とか働かそうというのである。

≪定年を延長した場合、総人件費の増大が懸念されるため、60歳以上の給与水準を抑制する方法の検討を求める。≫

一般の企業は不景気で、昇給どころか減給続きである。いくらお役所でも大盤振る舞いはできないだろう。(えっ、そんなことはない! やっぱ、裏収入があるんですか? 確かに「諸手当」とか何かやってそうですね。しかし、今回は話がややこしくなるので、その件に関しては別の機会に調べてみます)

≪具体的には、審議官級以上の幹部ポストに就くのは60歳までとする「役職定年制」を導入し、人事の硬直化も防ぐべきだと盛り込む。≫

お役所はヒエラルキーの固まりだから、上が居座ってしまうと、人脈が形成できないのである。

で、60歳を過ぎてからは、以下のようにするらしい。

≪〈1〉省内で専門的な職務を担当する≫

嘱託と同じ仕事だろう。ただし、退職していないので嘱託よりは給料が増えそうだ。

≪〈2〉退職手当を割り増し、早期退職する≫

これに関しては、今ひとつ意図が解らない。定年は延長するけれど、本音は「早く辞めてくれ」ということか?

≪〈3〉公務員の身分のまま公益法人などに出向する≫

天下りとどう違うのだろうか? 何回も退職金をもらえるメリットはなさそうだが…。これも裏手当があるのか?

「まあ、こんなもんだろう」と言ってしまえばそれまでだが、大勢のじいさんやばあさんにゴロゴロされていたら、若い連中は仕事がしづらくなるだろうなあ。

何やら大変な感じもするが、日本は親方日の丸の国である。お役人が率先してやらないと下々はなかなかマネしない。

しかし、こんなお役所をよそに、以前から65歳定年制を施行していた革新的な団体も存在した。そう、日本相撲協会である。


記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>
→人気blogRanking

→FC2 Blog Ranking


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本文」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事