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ドラマや漫画などフィクションの世界では以前から「突き落とし殺人」がネタとして使われていたが、現実に実行する人間が増えると、実に深刻な社会問題になる。
その気になれば誰でも簡単に実行できる殺人だからだ。
東京駅で女性突き落とす 殺人未遂容疑で24歳の男逮捕
≪23日午後8時15分ごろ、東京都千代田区丸の内1丁目のJR東京駅の中央線ホームで、「人身事故が起きた」と110番通報があった。ホームで電車を待っていた女性(60)=小平市=が男に突き落とされ、入線してきた電車に接触した。女性は頭などから血を流しているが意識はあり、命に別条はないという。男は現場から逃げたが、駆けつけた丸の内署員らが取り押さえ、男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕されたのは、大阪府富田林市に住む自称無職の男(24)。「死にたくてやった。死刑になりたかった」と話しているという。同署は、女性とは面識がなかったとしている。≫
今回の犯人もやはり精神障害者だったようだ。
JR岡山駅突き落とし殺人の少年 アスペルガー症候群と診断
正常な人間ならば、「殺人」を実行しようとは思わない。しかし、異常者はそうではない。異常者の場合、怨恨や金銭目的ではないから必然的に対象者は不定になる。
「誰でもいいから殺したかった」というお定まりのパターンになるのだ。
現在の日本では、駅のホームで被害に遭わない有効な手段はない。周りの人間に異常者がいるということを念頭に置いて駅のホームに立つしかないだろう。
後ろを取られないように壁を背にして立つ習慣を付けた方がいい。
「危険ですから黄色い線の内側にお下がりください」は厳守すべき鉄則だろう。突き落とす側も落としやすいところに立っているカモを狙うはずだ。
ついでながら刃物も心配である。防刃チョッキを着込んでおくのが安全だが、一般的には実行が難しい。刃物が通りにくい硬いバッグを携帯しておくのも対策の一つだ。
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