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オバマ大統領の異母弟がマリファナの不法所持で逮捕された。
普通だったら、大統領の親族なのでお目こぼしがあって良さそうなものである。この国ではオバマ大統領の就任式の時、国を挙げてお祭り騒ぎをしていた。
そのケニア政府当局が断固たる措置に出た背景はいったい何なのだろうか?
オバマ米大統領の異母弟、大麻所持容疑などで逮捕
日本ではそれほどでもないが、このニュースはアメリカでは大騒ぎである。実はこのジョージ君、アメリカのマスコミに発見され、大統領との極端な境遇差が「格好の餌」にされていたのである。
その彼がやってくれたわけだ。
Obama's half-brother arrested on charge of marijuana possession
現在26歳のジョージ君がちょうど生後6か月だった時、父親は自動車事故で死んだ。大統領と同じくジョージ君も父親をほとんど知らない。
父親に先立たれた家族は生活が苦しかったようだ。ナイロビ郊外のスラム居住する彼の日収は1ドルである。物価水準が違うのを差し引いても生活は相当苦しい。
現在彼がどのような仕事をしているのかは定かではないが、機械工になることを希望しているようである。
ケニア警察はかなり前からジョージ君をマークしていたようだ。彼が売人だった可能性も否定できない。
アメリカのメディアは大統領の名誉を考えてか、そのあたりはあまり深く追求していない。
ケニア警察もジョージ君が大統領の弟であることを承知していただろう。ジョージ君の身柄を拘束することによってどのようなメリットがあるだろうか?
北朝鮮的発想なら「拉致」である。外交上の切り札として使うつもりなのかもしれない。しかし、アメリカとケニアの関係は特別緊迫しているわけでもない。変に火種を作ったら、かえってマイナスになるだろう。
やはり、単なる大麻不法所持事件として粛々とやっているだけなのだろうか?
しかし、とてもそんなふうにも思えないので、本ブログとしては取材を続けるつもりである。新事実が見つかったら、またブログネタにします。
YOUTUBEでも彼は能弁に語っている。
Barack Obama's Half-Brother from Kenya: George Obama
ジョージ君は現状の貧困生活に不満を抱いているようだ。と同時にケニア政府に対しても批判的である。
George Obama - Barack Obama Brother Fights For Life In Slums Of Kenya
日本人のケニアに対するイメージは「サファリパークがある平和な観光国家」なのだろうが、実際は大分違う。
2007年の大統領選挙ではかなりの不正があったようで、暴動が頻発している。ジョージ君もそのことを憂えていた。
ケニア暴動、このまま国家崩壊か?
ケニアに対する渡航情報(危険情報)の発出
外務省のケニア情報はずいぶんとリキが入っている。
やはり、かなりヤバい国のようだ。大統領選挙のドタバタはかなり沈静化したようだが、周辺国がほとんど紛争地域で、そのとばっちりをまともに受けている。
ジョージ君の例でも判るように大麻も蔓延している。
しかし、他のアフリカ諸国に較べたら、安全度は格段にマシである。
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