シューマイで知られる「崎陽軒」が、シューマイ商品の原材料の表示に誤りがあったとして、商品の自主回収を始めていることがわかった。
農林水産省神奈川農政事務所に、同社から「相談したいことがある」と連絡があった。
同省によると、「昔ながらのシウマイ」などの商品で、JAS法で重量の多い順に記載すべき原材料名の順番に誤りがあった。同社は28日朝から、東京、横浜の両工場の稼働を停止している。
崎陽軒が自首してきたような書きぶりだが、何か裏がありそうだ。
原材料表示では、「帆立貝柱」を5番目に表示すべきだったのに、実際は2番目になっていた。帆立て貝柱は乾燥したものを使用していたが、故意に水で戻した状態の重量で計算していた。
帆立貝柱の表示順が違うだけなのだが、「その程度の表示違反でどうして自主回収までする必要があるのか?」という疑問が残る。限りなく怪しい事件なのである。
この崎陽軒、トラブルは今回だけではない。少し前にも消費期限切れの「ごま団子」を販売していたことが発覚し、慌てて回収している。
どうやら内紛でもあって、嫌がらせしている奴がいるのではないかと推測される。
10月15日には、崎陽軒の弁当に添えられている漬物「大根七味漬」から、食品衛生法で許可されていない添加物チクロが含まれていることも発覚している。
崎陽軒によると、この漬物は、株式会社岩漬の中国工場で製造されたもので、1991年に製造を開始、原材料の大根だけを現地で調達していた。
岩漬は今年の7月、甘味料をサッカリンナトリウムからアスパルテームに変更したが、このとき中国製の添加物を初めて導入した。当初はアスパルテームが納品されていたが、すぐチクロにすり替えられたらしい。
アスパルテームは人工甘味料の一つで、フェニルアラニンのメチルエステルと、アスパラギン酸とがペプチド結合した構造を持つ。二倍のアスパルテームを投与し続けたラットは癌の発病率の上昇が統計的に認められるが、多くの食品で使用されている。
シューマイの崎陽軒、表示に誤り 農水省が調査へ
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