飯島氏の変死が報道されてから一週間経ったが、「鶏並の記憶力」と外国から揶揄されている日本人である。もう忘れた人も多いだろう。覚えていても興味のある人は極一部に違いない。
叩けばいくらでもホコリが出る事件なのだが、売り上げに貢献しそうもないので現在では取り上げるマスコミも少ない?
政治家本人や秘書の「変死・自殺」の場合、マスコミは政治圧力に屈して何も触れないのが通例だが、飯島氏の場合政治的背景があるとも思えないので、本来なら書き放題のはずである。
2ちゃんねるでは飯島氏の熱狂的なファンが多かったのか、未だに情報集めをしている連中がスレを立てている。
2ちゃんねるの管理者であるひろゆき氏と飯島氏は昵懇の間柄であるようだ。
そのひろゆき氏が自身のブログで飯島氏について言及している。
茶番
≪「引退前の芸名を使うな」とか、
「テレビとラジオと雑誌と新聞には出るな」とか
元所属事務所に言われていて、
ネット以外の露出が出来なかったとかは、
テレビ局や番組制作をやってた人は知ってるはずなんですけどね。
それなのに、亡くなった途端にテレビで特集とか組まれちゃって、なんだかなぁと思ったりします。
「お金が無かった」とか報道する前に、仕事を出来なくさせた所属事務所とかに取材すればいいのに。。
というわけで、ご冥福をお祈りします。≫
ということで、飯島氏が芸能界を引退したのは、「マスコミの圧力によるものである」と暴露している。
マスコミはおっかない所らしく、ひろゆき氏の表現も今ひとつ歯に衣を着せた表現である。
マスコミの対応ぶりだが、大手はほとんどがこの件から手を引いている。しかし、中小では話に尾鰭を付けてカモを釣ろうとしているところもある。なにやらジャニプロのスキャンダルと同じ流れである。違うのは、「大野クンは絶対大麻なんかやってません!」と書き込む工作員がいないということだ。
業界関係者が語る、飯島愛と芸能事務所、大物たちとのマル秘関係
≪真相はいまだ霧の中
――伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク(♀)が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。
年の瀬、芸能界を引退していた飯島愛(36)の突然の死は衝撃的だった。≫
本当は知っているくせにしらんぷりしているのである。本当のことを書けば書いた記者がやばくなるのだろう。
≪自宅で発見されたときは、死後1週間が経っていたという。そのため、死因について様々な説が飛び交っている。
自殺説、覚せい剤の中毒説、エイズ説――。≫
この記事の目的は真相を隠すためのガセネタ流しとみるべきだろう。
≪「体調が悪かったのは確かですが、それ以外にも所属していたワタナベエンターテインメントからの厳しい対応にもショックを受けていたようです。飯島の引退に、ナベプロは大反対でした。芸能人としてはまだまだ売れっ子でしたからね。それを押し切って引退したため、元所属事務所側との関係は悪化、表舞台での活動がしにくい状況に置かれてしまっていたようです」(芸能記者)≫
これなどはひろゆき氏の言っていることと全く反対の内容だ。
暴露記事が多いゲンダイさんでも、実はあまり本当のことは書かない。所詮はマスコミさんなのである。
よく馬鹿は「アサヒる」などと朝日を左翼新聞のように思い込んでいるが、読売も朝日も同じ穴の狢で、カモの好みに合わせているだけのことである。ラーメンに味噌味と醤油味があるのと同じ理屈だ。
飯島愛の本当の死因を知る人物が必ずいる!! (ゲンダイネット)
≪昨年3月に芸能界を引退した飯島は、最近になってコンドームや女性用バイブを販売する会社を立ち上げて自ら社長に就任。今月6日には栃木で行われたエイズ啓発イベントで元気な姿を見せていた。
飯島は引退後はほとんど仕事がない状態が続き、ブログで「所持金が9万8000円しかない」と、金欠を訴えたこともあった。第三者がバックアップしていたと考えるのが自然だが、その影はうっすらとしかつかめていない。≫
本人に自殺する意思はなく、誰かに囲われていて、本人が自由になる金は極端に少なかったことは暗示している。
≪「飯島は芸能界だけでなく、政財界まで幅広い人脈があり、アドバイスしてくれる協力者は少なくなかった。青年実業家、ゲームソフト会社の経営者、IT関係者との親密交際もウワサされ、投資話にも積極的だったそうです」(マスコミ関係者)
さらに、彼女が知人に投資を推奨していた時期もあったが、いずれの企業も問題を抱えている。今年上場廃止に追い込まれた会社もあるし、赤字続きなのに巨額の増資を実施したウエディング関連会社、再建途上の情報通信企業など、一般には手を出しにくい会社ばかりだ。≫
このあたりはさすがにゲンダイさんで、飯島氏他殺の可能性を臭わせている。
≪パーティー会場で政財界の大物たちに囲まれて談笑している飯島が目撃されたり、小泉元首相が厚生相時代に一緒に食事をしたこともある。
「都内の繁華街で番組のロケが行われた時、こわもての人物が何人も飯島のところにあいさつにきて、現場の混乱を収めるために協力したというエピソードもあります」(前出の関係者)
飯島の死の真相を知る人物はいないのか。何者なのか。≫
ひろゆき氏の言によると、「マスコミは真相を知っている」ことになっている。だとすれば、ゲンダイさんは「わざと知らないふりをしてとぼけている」ということになる。「多少ネタばらししても煙に巻いておけば、馬鹿な読者に気付かれることはないだろう」とタカをくくっているのである。
ネタばらしとは「暴力団」のことだ。芸能界と暴食団の関係は今さら言うまでもない。
飯島氏の経歴を考えれば、暴力団関係者がからんでいても不自然ではない。氏の関与した事業にも暴力団の影が濃厚である。
暴力団のシノギの片棒を担いでいたというか強要されていた可能性も高そうだ。
一般的な精神力の持ち主なら、このような環境に耐えられず「自殺」という選択肢を選ぶことも考えられるが、飯島氏の場合はやはり他殺の可能性の方が高そうだ。勿論口封じである。この際、病死・事故死は除外していいだろう。マスコミが初期報道で、氏のマンションから致死量に至る薬物が発見されなかった、とネタバレさせてしまったからだ。後から、中毒死を擬装する虚偽報道をしても手遅れである。(尤も、力尽くで押し通してしまうのだろうが…)
警察も飯島氏から何度も相談を受けて内実を把握しているようだが、今のところ動く気配がない。暴力団や芸能関係者が政治家さんに泣きついたのかもしれない。