真相世界(The truth world)

政治・社会問題を中心に最新のニュースを解りやすく解説し、ユダ金とその配下の韓国・北朝鮮のなりすましによる犯罪を暴きます。

201112大槻教授がやらせを暴露した「ビートたけし!超常現象SP(秘)Xファイル」のひどい内容

2011年12月29日 14時11分03秒 | 事件簿


この番組は以前大晦日にやっていた。紅白がつまらないのでこちらの方を見るときもあった。おふざけ番組である。
最近は紅白にぶつけるには視聴率的に損と考えたのか、別の日に放送されるようになった。
無理して観るような番組でもないので、やっているのに気がつけば一応録画しておくようにしている。今年はたまたま録画してあった。

大槻義彦教授がテレビ朝日の “やらせ”を暴露 「ビートたけしの禁断のスクープ大暴露!!超常現象SP(秘)Xファイル」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1325047413/-100

この記事が目に止まったので、録画を観ることにした。
いやはや、今年は例年になく安易な構成である。
前半は見るからに作り物と判るビデオを垂れ流し、後半はマジックショーだった。
ただ、そのマジシャンが超能力者を自称していたので大槻教授が噛みついたようだ。

大槻義彦のページ
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/

2011年12月25日 (日)
たけし特番1

≪昨晩テレビ朝日系列で放送された超常現象特番余話を数回にわたって書きます。とくに『ユリゲラーの一押し』とかいう『超能力者』(マジッシャン)を取り 上げます。彼は『他人の脳に侵入する』と宣伝しています。脳の中に侵入してその人の考えを盗んでしまう、というのです。これが本当なら社会の秩序も経済、 政治の体制も破壊されます。社長の脳に侵入して株式公開の日程を読み取りインサイダー取引も簡単です。彼の超能力はウソで単なるマジシャンであることを主 張する所以です。一つ一つ暴露しましょう。

(1)『あなたが最初にキスした相手の名前を当てます』

まずひっぱりだされたのは男性タレントA君。『私の目を見て!』(脳に侵入するから)

『その人はKEIKO』 A君びっくり。これは事前調査!彼はスタッフを大勢つれてきていた。最悪A君はどこかでしゃべっていたかもしれない。

(2)タレント二人。B君、Cさん。それぞれ好きな数字を考えてと。二人は6と1と言った。つまり61なんだね。ところで白板には5×5の行列にすでに1 ケタないし2ケタの数字が書いてあった。その行列の行すべてが足せば61になり、列も足せば61になり、対角に足しても61になる!しかし、これは今はや りの数字遊び。このような数字遊びは最近流行だ。それなら何故うまくB,Cさんが61と言ったか。これは事前のやらせ。私以外のタレントはみな、控室で事 前に『好きな数字を書け』と言われていた、と騒いでいた。しかし、それら大勢のタレントたちは誰一人そのことを発言しなかった。

(3)他人の鼻を掻いたのに自分が掻かれたと感じた。一体どこのだれが自分の尻と間違いて他人の尻を掻くか。自分の両隣左右にタレントD,Fさんを配置。 二人に目をつぶらせて、Dさんの鼻の頭を手指で撫でた。目を空けさせて尋ねるとなんと、手を触れなかったFさんが『鼻に触られた』と言った。会場にどよめ き!後でたけしさんは『あれ、静電気だろう』と言っていた。私も最初そうか、とも思ったが後でビデオを見るとFさんの傍に彼の手はなかったから静電気とす れば50万ボルト以上が必要で、現実的ではない。私は原因をさまざまに考えた。赤外線レーザーか、とも思った。しかし、これはビームの方向性を合わせるの がむずかしい。1日考えてやっとわかった。これは目に見えないくらい細いプラスチック棒であろう。これでFさんの鼻を触れてからDさんの鼻をなでたのだ。 もちろんこの動作は同時ではない。しかし、二人は目をつむっていたので同時に触られたかどうかは分からない。調べるとマジックショップでこのような目に見 えない棒は売られている。

(4)大槻が騙される!番組休憩に入ると超能力者は名刺のような紙を持ってきて『かんたんな式を隠れて書け』といった。そこで私はシュレーディンガー方程式の右辺を書いた。
ih(δΨ/δt)
私はこれを書いた名刺を二つ折りにして封筒に入れようとした。そしたら彼が寄ってきてその名刺を素早く受け取りそれを目の前で粉々に破いて封筒に入れた。この破くシーンは放映された。しかし、この直前、私から二つ折した名刺を受取る瞬間は放映されなかった。
実際には彼は名刺の二つ折の隙間から中身を一瞬見ていたのだ。その証拠に事前に名刺に式を書く範囲を枠で指定したのだった。この枠内こそもっとも見やすい場所だったのだ。さて彼は『透視』した。
うまく当たったのはtだけだったがihは(モジャモジャ)、δもモジャと書いた。つまりあたったのは全体の形とtである。一瞬にして読み取ったにしては上出来ではないか。私は感心した。このからくりに気づくのに1時間ほどかかった。

この番組の放送直後からたくさんの方がたから連絡をいただきました。中にはマジッシャンらしき方もありました。ありがとうございました。これらの方々の一部の方達はやはりここで述べたからくり、手口を見抜いていました。
もちろん番組の途中、つまり彼が私に寄ってきて式を書いた紙を二つ折りにして受け取った段階で何かここがあやしいとにらんだ私は新たに別の紙に別の式を書こうとしました。
それは先の式と似ても似つかないE=mc2というアインシュタインの有名な式です。しかし、残念なことに名刺は離れているマネージャーがもっているし、手 帳は車にあったのです。『別の紙が欲しい』と叫ぼうとしましたがもうすでに本番が進んでいました。うかつでした。マジシャンはネタがばれないように進行が 素早いのです。反省しています。私の側もそれ相当の準備をして臨むべきでした。≫

(4)はテレビでは大槻教授も騙されたような形で放送されていたので、大槻教授も必死である。

ここで疑問なのは、「本当に大槻教授がトリックを暴いたのか?」という点である。マジシャンからどうのこうのなどと書いてあるから、知り合いのマジシャンに相談した可能性もある。

ところで、もう一つ気になるところがある。「こんな風にネタをばらして大丈夫なのか?」という点だ。

≪年末年始のテレビ番組出演の予定をお知らせ致します。
※ 放送予定が未定となっていた番組の放送予定日時を追加しました。(2011年12月19日)


▼番組名
ビートたけしの超常現象SP (秘)Xファイル
▼放送予定日時
2011年12月24日(土) 18:58~20:51
▼放送局
テレビ朝日


▼番組名
ビートたけしのガチバトル2011
▼放送予定日時
2011年12月28日(水) 21:00~23:08
▼放送局
毎日放送(TBS系列)≫

大槻教授のテレビ出演をみると、大槻教授がたけしファミリーであることが判る。

…ということは、最初からネタばらしはテレビ朝日とたけしとの了解のもとでやった可能性が高い。もともとおふざけ番組なので「やらせ」をしたところでテレ ビ朝日にダメージはないし、たけしはどのみちあまり関係がない。大槻教授としてもピエロ役をやった以上自身のキャラ作りをする機会が必要なわけだ。

≪それにつけてもつくづく思うのは私の本の出版のことです。これまで200冊近い本を書いてきましたが、科学関連、オカルト関連批判本はさっぱり売れませ ん。とくにオカルト批判は売れませんでした。講談社ブルーバックス『超能力ははたしてあるか』だけが例外でおよそ10万部を売りつくしましたが、あとの本 はさっぱりです。≫

200冊も乱造した著書などありがたみがない。内容も似たようなものになってしまうので、何回も買うほど読者もバカではない。

かつてテレビ局が霊能者ブームを捏造していたとき、悪役キャラとして大槻教授も引っ張り出されたが、本当のことを喋りすぎて干されてしまった経緯がある。

以降教授もテレビ局の実態が解り、適当におつきあいしているものと思われる。


コメント
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