オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum
2019年8月 新潟県
独特な甘い香りで有名なハナムグリの仲間。
歩いていると不意にこの匂いが漂ってきて、生息していることが分かるほど強い匂い。標本にしてもしばらく匂いが残る。
昔の月刊むしで、ココナッツリキュールのマリブと似ていると書かれていたが、確かに似ていた。
洞にいることでも有名だが、今回採集したのは雪で裂けたと思われるオオシラビソの大木。
1本の樹に2頭おり、目線の高さと5mくらいの位置にそれぞれいた。両方とも♂。
フレークなどがたまりそうもない木なのだが、きちんと発生もしているようで、下の方には糞がたまっていた。
洞虫と呼ばれるが、このような環境で発生できることに驚いた。この木は3年ほど前に裂けたばかりで、腐っているような場所もない。
もともと枯れてる場所から裂けたわけでも無さそうなんだが…。全体を写した写真もあるが、バレそうなのでNGで
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