東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない
友人が卒業生に送ったメッセージの一部です。
卒業生へ
阪神淡路大震災の時、
すでに15年前のことである。
早朝6時前であった。
「先生、ニュースをつけて下さい!」ひとりの学生からの電話であった。
最初の数日間、人々はまだ瓦礫の下で生きていたのであるが、
政府の至らぬコントロールで不必要に死んだ人たちがいた。
しかし、人々の忍耐力、冷静さ、そして秩序は、実にみごとであった。
よく使われる言葉に「我慢」というものがある。
英語で言うならば「 "toughing it out."(耐え抜く)」であろう。
神戸の人々もそうであったが、東北の人々もそうである。
畏敬の念を抱くほど、寒い中、静かに文句も言わずに少ない食事の配給に長い列をな
している。
諸外国でよく見る略奪や、救援物資をめぐる乱暴な押し合いなど一切ない。
阪神淡路の時のニュースに、2人組の男に強盗に入られたという店主に、
「同じ日本人が、自然災害を利用して犯罪に走るということについて驚きはあります
か?」と訊いた。
店主は驚いたように「誰が日本人だと言ったのだ。外国人だったよ」と答えたのであ
る。
日本人のこういった冷静さは、何であろうか。
震災地でよく「仕方がない」という言葉がある。
これはネガティブではなく、忍耐強く、周りと協調して立ち直ろうとする精神のひと
つである。
日本の回復力と不屈の精神に、圧倒的な気高さや勇気を感じている。
そして、まもなく世界はそれを目の当たりにするだろう。
本来であれば明日、いや本日が卒業式だったね。
これ以上ない握手をして旅立つ君らを見送りたいのだが、
今はここを離れるわけにはいかない。いやいけないが正しい。
ひとはどう生きるかではなく、どう求められるかを支柱に歩んでほしい。
君らに出会えたことに感謝します。
父、母へ、正座して卒業証書を渡すように。
そして、感謝を刻み、独立せよ。
震災地より
このように、素晴らしい人間である。
私も心から応援します。
友人が卒業生に送ったメッセージの一部です。
卒業生へ
阪神淡路大震災の時、
すでに15年前のことである。
早朝6時前であった。
「先生、ニュースをつけて下さい!」ひとりの学生からの電話であった。
最初の数日間、人々はまだ瓦礫の下で生きていたのであるが、
政府の至らぬコントロールで不必要に死んだ人たちがいた。
しかし、人々の忍耐力、冷静さ、そして秩序は、実にみごとであった。
よく使われる言葉に「我慢」というものがある。
英語で言うならば「 "toughing it out."(耐え抜く)」であろう。
神戸の人々もそうであったが、東北の人々もそうである。
畏敬の念を抱くほど、寒い中、静かに文句も言わずに少ない食事の配給に長い列をな
している。
諸外国でよく見る略奪や、救援物資をめぐる乱暴な押し合いなど一切ない。
阪神淡路の時のニュースに、2人組の男に強盗に入られたという店主に、
「同じ日本人が、自然災害を利用して犯罪に走るということについて驚きはあります
か?」と訊いた。
店主は驚いたように「誰が日本人だと言ったのだ。外国人だったよ」と答えたのであ
る。
日本人のこういった冷静さは、何であろうか。
震災地でよく「仕方がない」という言葉がある。
これはネガティブではなく、忍耐強く、周りと協調して立ち直ろうとする精神のひと
つである。
日本の回復力と不屈の精神に、圧倒的な気高さや勇気を感じている。
そして、まもなく世界はそれを目の当たりにするだろう。
本来であれば明日、いや本日が卒業式だったね。
これ以上ない握手をして旅立つ君らを見送りたいのだが、
今はここを離れるわけにはいかない。いやいけないが正しい。
ひとはどう生きるかではなく、どう求められるかを支柱に歩んでほしい。
君らに出会えたことに感謝します。
父、母へ、正座して卒業証書を渡すように。
そして、感謝を刻み、独立せよ。
震災地より
このように、素晴らしい人間である。
私も心から応援します。
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