Willどうぶつ病院のの尿検査は、尿色&比重&ペーパーテスト&顕微鏡検査を基本としています。
今回は尿検査の尿色&遠心作業編
★尿色
いわゆる、見た目です。透明、混濁、茶色、赤色など色調を見て、浮遊物の有無など肉眼で確認します。
時に、尿臭も大事です。
たとえば~
これは犬のケースで、この場合は、「尿色:黄色~琥珀色、尿臭:特になし」で正常範囲となります。
尿色はほかに、水様~淡黄色、乳白~白濁、鮮黄、濃黄色~橙、茶~茶褐色、
赤~赤褐色、暗褐色~黒、緑~青に分かれます。
これを、院内では、正常(黄色~琥珀色)、異常(濃い、薄い、赤、茶、白、混濁)に分けています。
★遠心
そのままの見た目を確認したら、尿を遠心します~
これが遠心分離機です。
蓋を開けると中はこんなふうになっています。
穴の部分にスピッツ管をセッティングします
1本のときは、バランスをとるために、同じくらいの量の
水を入れたスピッツ管を入れておき、500Gで5分まわします。
(この遠心機だと500Gは2100rpmになります)
遠心すると、どのようになるのかわかりやすく、
うさぎさんの尿で回してみました。
もともと、うさぎさんの尿は有色尿で混濁しています。
遠心すると・・・
液体成分と下に沈殿する成分とに分かれました!
液体部分=上清を比重とペーパーテストし、沈殿したもの=沈渣として顕微鏡検査を行います。
次回は遠心後の尿の液体部分=上清で比重&ペーパーテストをします
今回は尿検査の尿色&遠心作業編
★尿色
いわゆる、見た目です。透明、混濁、茶色、赤色など色調を見て、浮遊物の有無など肉眼で確認します。
時に、尿臭も大事です。
たとえば~
これは犬のケースで、この場合は、「尿色:黄色~琥珀色、尿臭:特になし」で正常範囲となります。
尿色はほかに、水様~淡黄色、乳白~白濁、鮮黄、濃黄色~橙、茶~茶褐色、
赤~赤褐色、暗褐色~黒、緑~青に分かれます。
これを、院内では、正常(黄色~琥珀色)、異常(濃い、薄い、赤、茶、白、混濁)に分けています。
★遠心
そのままの見た目を確認したら、尿を遠心します~
これが遠心分離機です。
蓋を開けると中はこんなふうになっています。
穴の部分にスピッツ管をセッティングします
1本のときは、バランスをとるために、同じくらいの量の
水を入れたスピッツ管を入れておき、500Gで5分まわします。
(この遠心機だと500Gは2100rpmになります)
遠心すると、どのようになるのかわかりやすく、
うさぎさんの尿で回してみました。
もともと、うさぎさんの尿は有色尿で混濁しています。
遠心すると・・・
液体成分と下に沈殿する成分とに分かれました!
液体部分=上清を比重とペーパーテストし、沈殿したもの=沈渣として顕微鏡検査を行います。
次回は遠心後の尿の液体部分=上清で比重&ペーパーテストをします