前回は、予防できる王道3種類のウイルスについて簡単ですが、書きました
今回は、オプション的ですが、重要な3種類についてです
4、猫白血病ウイルス感染症
5、猫免疫不全ウイルス感染症
6、猫クラミジア感染症
それでは各論(4~6)~
4、猫白血病ウイルス感染症(Felv)
感染経路:水平感染(唾液や血液にウイルスが含まれているため、咬傷、グルーミング、食器などから感染する)
胎盤感染(垂直感染)
症状:白血病、リンパ腫、貧血、白血病減少、免疫不全による感染症など
治療:インターフェロンと対症療法
コメント:外に行く猫さんは年1回の定期ウイルス検査とワクチン接種をお勧めします。
ウイルス検査で、陽性反応がでても約4か月経つと、まれに陰転化することがあるという報告が
ありますが、残念ながら、個人的に陰転化したケースはありません。
新しく猫を迎える場合には、同居猫も含めて、この検査は済ませておいたほうがよいでしょう。
多頭飼育の場合、ウイルスの有無により隔離して飼育する必要あり。
5、猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)
感染経路:水平感染(咬傷が主な感染経路)、胎盤、乳汁感染もするが確率はかなり低いといわれている。
症状:口内炎、発熱、貧血、下痢、二次感染、悪性腫瘍など
治療:インターフェロンと対症療法
コメント:猫エイズとも呼ばれていますが、慢性的経口が人のエイズに似ているというだけでそう呼ばれています。
免疫不全というだけあり、さまざまな症状を誘発します。
新しく猫を迎える場合には、同居猫を含めて、この検査は済ませておいたほうがよいでしょう。
近年、不活化ワクチンができました。ワクチネーションプログラムは初年度2~3週間おきに3回接種、追加接種は年1回。
これを守らないときちんと抗体ができないそうです。
多頭飼育の場合、ウイルスの有無により、隔離して飼育する必要あり。
6、猫クラミジア感染症
感染経路:飛沫感染(主に口、鼻、眼の分泌液から感染、糞便も感染源になりえる)
症状:くしゃみ、鼻水、結膜炎、気管支炎、肺炎など
治療:抗生剤を2~3週間継続投与
コメント:人畜共通感染症。人に感染するのは稀と言われているが、万が一があるので注意は必要。
いわゆる、猫風邪と言われる症状の一つの原因。
クラミジアは細菌でもウイルスでもなく、その中間微生物。
クラミジアが体内に残っていると、免疫低下で再発したり、キャリアーとなり感染源になる。
多頭飼育は注意が必要。
今回は、オプション的ですが、重要な3種類についてです
4、猫白血病ウイルス感染症
5、猫免疫不全ウイルス感染症
6、猫クラミジア感染症
それでは各論(4~6)~
4、猫白血病ウイルス感染症(Felv)
感染経路:水平感染(唾液や血液にウイルスが含まれているため、咬傷、グルーミング、食器などから感染する)
胎盤感染(垂直感染)
症状:白血病、リンパ腫、貧血、白血病減少、免疫不全による感染症など
治療:インターフェロンと対症療法
コメント:外に行く猫さんは年1回の定期ウイルス検査とワクチン接種をお勧めします。
ウイルス検査で、陽性反応がでても約4か月経つと、まれに陰転化することがあるという報告が
ありますが、残念ながら、個人的に陰転化したケースはありません。
新しく猫を迎える場合には、同居猫も含めて、この検査は済ませておいたほうがよいでしょう。
多頭飼育の場合、ウイルスの有無により隔離して飼育する必要あり。
5、猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)
感染経路:水平感染(咬傷が主な感染経路)、胎盤、乳汁感染もするが確率はかなり低いといわれている。
症状:口内炎、発熱、貧血、下痢、二次感染、悪性腫瘍など
治療:インターフェロンと対症療法
コメント:猫エイズとも呼ばれていますが、慢性的経口が人のエイズに似ているというだけでそう呼ばれています。
免疫不全というだけあり、さまざまな症状を誘発します。
新しく猫を迎える場合には、同居猫を含めて、この検査は済ませておいたほうがよいでしょう。
近年、不活化ワクチンができました。ワクチネーションプログラムは初年度2~3週間おきに3回接種、追加接種は年1回。
これを守らないときちんと抗体ができないそうです。
多頭飼育の場合、ウイルスの有無により、隔離して飼育する必要あり。
6、猫クラミジア感染症
感染経路:飛沫感染(主に口、鼻、眼の分泌液から感染、糞便も感染源になりえる)
症状:くしゃみ、鼻水、結膜炎、気管支炎、肺炎など
治療:抗生剤を2~3週間継続投与
コメント:人畜共通感染症。人に感染するのは稀と言われているが、万が一があるので注意は必要。
いわゆる、猫風邪と言われる症状の一つの原因。
クラミジアは細菌でもウイルスでもなく、その中間微生物。
クラミジアが体内に残っていると、免疫低下で再発したり、キャリアーとなり感染源になる。
多頭飼育は注意が必要。