蚊によって、わんちゃんからわんちゃんへ
移り、最終的に心臓に住み着く長細い寄生虫
を予防する時期です。
地域によって、差がある予防期間。
みなさんが、すでに知っているように、
蚊の出現時期によって決まっています。
地域ごとの予防期間の決定は、
蚊の出現時期が異なるから&蚊の体内にいるフィラリアの
子虫が感染幼虫になるまでの、平均気温によるというのが
わかっているからです。
HDUという目安があって、全国調べられています。
たとえば、東京都は早くて5月中旬、遅くても5月の下旬には
感染幼虫をもった蚊が出現します。最後は、11月中旬。
薬の説明書によると、「蚊の感染開始して1ヵ月後から」
というのと、「感染開始月から」というのと
あります。
ということは・・・
最低でも6月から12月は確実に予防しなければ
いけません!(すでに6月には投薬している
という状態が必要です。)
フィラリア症予防薬はきちんと時期を守って
&確実に投薬ができていれば&体重量にあっていれば
ほぼ100%予防できます。
なので、当院では5月の中旬から6月には1回目を
開始して、12月までで、確実に飲ませてください。
と説明しています。
(おなかを壊しているときなどの、投薬は
避けましょう。せっかくの薬の成分が
吸収不良になってしまい、成分の効果が
不十分になることがあるからです。)
それと、大事なことなのですが、
フィラリア症予防薬は、1ヶ月間ずーっと効果が持続している
わけではないんです!蚊よけでもありません。
一番、間違いやすいところなのですが、
1ヶ月間、わんちゃんは蚊に刺されて血を吸われているわけです。
つまり、フィラリアの子虫はわんちゃんの体の中に、
入ってしまうんです。
その後、ちょっとフィラリアの子虫は成長しちゃいます。
そのちょっと成長した子虫をまとめて、月1回の投薬で
投薬したその時に、駆虫していくわけです。
じゃあ、駆虫薬!?
感染した子虫は、成長をしていきながら、最終的に
心臓にたどり着き、居座ります。
え~、ネーミング的には、心臓にたどり着く前に
やっつけるということで、予防薬といっている
かんじです。
「予防なんかしなくても、うちの犬は強いから、
フィラリア症なんてかからないよ~」
と思ったら、残念ながら、間違いです。
なぜなら、周りのわんちゃんたちがきちんと予防をしてくれて
いるからこそ、フィラリア症感染の確立が低いだけなんです。
お互いにきちんと予防できることはしていきましょう!
ある意味マナーだと思います。
次回はねこさんのフィラリア症についてです。
移り、最終的に心臓に住み着く長細い寄生虫
を予防する時期です。
地域によって、差がある予防期間。
みなさんが、すでに知っているように、
蚊の出現時期によって決まっています。
地域ごとの予防期間の決定は、
蚊の出現時期が異なるから&蚊の体内にいるフィラリアの
子虫が感染幼虫になるまでの、平均気温によるというのが
わかっているからです。
HDUという目安があって、全国調べられています。
たとえば、東京都は早くて5月中旬、遅くても5月の下旬には
感染幼虫をもった蚊が出現します。最後は、11月中旬。
薬の説明書によると、「蚊の感染開始して1ヵ月後から」
というのと、「感染開始月から」というのと
あります。
ということは・・・
最低でも6月から12月は確実に予防しなければ
いけません!(すでに6月には投薬している
という状態が必要です。)
フィラリア症予防薬はきちんと時期を守って
&確実に投薬ができていれば&体重量にあっていれば
ほぼ100%予防できます。
なので、当院では5月の中旬から6月には1回目を
開始して、12月までで、確実に飲ませてください。
と説明しています。
(おなかを壊しているときなどの、投薬は
避けましょう。せっかくの薬の成分が
吸収不良になってしまい、成分の効果が
不十分になることがあるからです。)
それと、大事なことなのですが、
フィラリア症予防薬は、1ヶ月間ずーっと効果が持続している
わけではないんです!蚊よけでもありません。
一番、間違いやすいところなのですが、
1ヶ月間、わんちゃんは蚊に刺されて血を吸われているわけです。
つまり、フィラリアの子虫はわんちゃんの体の中に、
入ってしまうんです。
その後、ちょっとフィラリアの子虫は成長しちゃいます。
そのちょっと成長した子虫をまとめて、月1回の投薬で
投薬したその時に、駆虫していくわけです。
じゃあ、駆虫薬!?
感染した子虫は、成長をしていきながら、最終的に
心臓にたどり着き、居座ります。
え~、ネーミング的には、心臓にたどり着く前に
やっつけるということで、予防薬といっている
かんじです。
「予防なんかしなくても、うちの犬は強いから、
フィラリア症なんてかからないよ~」
と思ったら、残念ながら、間違いです。
なぜなら、周りのわんちゃんたちがきちんと予防をしてくれて
いるからこそ、フィラリア症感染の確立が低いだけなんです。
お互いにきちんと予防できることはしていきましょう!
ある意味マナーだと思います。
次回はねこさんのフィラリア症についてです。