Willのあれこれ日誌

猫3(8才♂、3才♂、年齢不明♂)、人間(年齢不詳♀)でやっている17年目のWillどうぶつ病院です。

猫のフィラリア症

2007年04月21日 | 病気や検査について
確立は、10匹に1匹くらいはあるのでは
ないかといわれています。
(病院に来ないねこさんもたくさんいるため、
日本での確かなデーターはまだありません・・・。)

ネコさんの場合、心臓に成虫が1匹いただけで、
重篤な症状になったり、突然死に
つながることがあります。
症状は、無症状から咳などの
呼吸器症状がメインになります。
また、心臓に雑音がでてきて、
超音波の検査を実施したところ、
フィラリアが心臓にいて、
実はフィラリア症だったというケースもあるそうです。

じゃあ、血液検査をしなくては・・

ネコさんは、わんちゃんと全く同じようには、
残念ながら、院内での血液検査ができません。
(一部の外部検査機関ではあります。)
検出率がかなり悪いからなんです。
そのために、検査なしでも予防薬投与が
可能です。

以前は食べるタイプの予防薬しかなく、
嗜好性もさまざまでした。
今は、背中に垂らして、皮膚から薬を
吸収させるタイプもありますので、
以前よりは、手軽に予防できるように
なってきました。予防期間は、わんちゃんと
同じになります。





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