Willのあれこれ日誌

猫3(8才♂、3才♂、年齢不明♂)、人間(年齢不詳♀)でやっている17年目のWillどうぶつ病院です。

大事なことは予め予防をしておく事 その九

2012年05月13日 | 予防や健診について

ねこさんのフィラリア症についてまずは、下記の動画をご覧ください

猫のフィラリア症について

猫をたたくのはダメだと思いますが・・・

犬とほぼ同様に感染します。

が、犬と違うやっかいな点があります

猫の場合、感染していたとしても、検査による検出率が悪い。
 近年、動物検査会社モノリスで猫のフィラリア抗原検出を行えるようになってきています。

猫の喘息とかなり類似した症状になるため、診断困難になることも。
 血液検査や画像診断などトータル的にみる必要があります。
 症状が特徴的でないことが多い。

なので、猫さんが具合が悪くなって来院した場合には、フィラリア症も除外診断のなかに

入れて、考えています。

当院では、レボリューションという滴下タイプの予防薬を第一選択として使っています。

これは、かなり優秀な予防薬で、ノミ&フィラリア&耳ダニ&回虫が予防&駆虫できます。

経皮吸収され、投与量も少なく、約2時間以上たてば、濡れても薬効に影響がなくなるという

非常に猫さんにとってメリットが高いと考えています

お外に出る猫さんは、毎月1回通年投与、完全室内飼育の猫さんは、月1回5月~12月の投与をお勧めしています


 





  






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