東京少年／東京少女

近所にレンタルショップがないので、もう２年以上レンタルDVDを観てなかったのだけど、最近職場近くの駅前にTSUTAYAができたので、久々にDVD借りてみました。

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公開時、観に行きたいなと思いつつ、近所の映画館でやっていなかったのと、「東京少年」／「東京少女」の２本で１本分の公開期間しかやってなかったので（たぶん。。）、観損ねてしまっていました。

まずは「東京少年」。
堀北真希さんがヒロインの「みなと」とその文通相手「ナイト」の２役を演じて話題になった作品。
特に男性のナイト役を演じている時がいい目力でした。
比較的物語にも入り込めたかな。
「みなと」以外を受け入れなかった「ナイト」の最後の選択にいたるまでが、なかなかよく描かれていました。
ただ、同じシーンを３人の目線から描き直す手法は、人によってはくどいと感じるかもしれません。まぁそれもそれぞれの心理描写を明確に伝えるには必要な方法だったのかも。
個人的には割と楽しめました。それとエンドロールで流れる主題歌がいい曲で気に入りました。
レンタルＤＶＤで観るのなら、充分観る価値アリだと思います。

続いて「東京少女」。
こちらの方が万人向けの映画でしょうか。
主人公の女子高生が落とした携帯電話が、ワームホールに落ちて、時空を越えて１００年前の世界にたどり着いてしまう。
それを拾った青年との、携帯電話を通じた叶わぬ恋を描いた作品です。
「東京少年」と比べても、こちらの方がストーリーはよくできていたと思います。
伏線も割とシンプルですし、ホロリと来るシーンもあります。
好きな人に１００年越しのプレゼントなんて、素敵ですよね。
主演の夏帆さんは、よくも悪くも夏帆さんらしい演技ですが、キャラがよくハマる役だったので、なかなか好感持てました。（少なくとも映画「砂時計」の時よりは、彼女の魅力がでていたと思います。）

「決して逢えない二人」
をテーマにしたこの２作品。結果として、両方ともなかなか楽しく観れました。
感動作という程ではないけれど、映画を観て、少し穏やかな気持ちになれる佳作という感じでしょうか。
映画を観損ねた方は、DVDで観てください。