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人間失格

2021-02-18 12:00:50 | 日記

最近、太宰治の「人間失格」という本を読んでいます。

この部分を読むとき、すぐに作者の感情に共鳴しています。

自分が「空腹」という感覚はどんなものだが、さっぱりわからなかったのです。変な言い方ですが、お腹が空いていても、自分でそれに気がつかないのです。

 

理解できない人がいるかもしれません。何故「空腹感」が感じないの?人間なら、自然に理解できますなのに、何故気がつかないの?

しかし、こんな不思議なことが確かに存在しています。

子供頃、姉さんと兄さんが放課後、いつも「お腹が空いた」という言葉をよく口に出してきました。自分は疑問を持って、「お腹が空いた」という感覚がどんな感じだと思います。よくわからないので、他人にこんな感覚を鋭くゲットすることに羨ましいです。自分が鈍感な人間です。こう思って、世界の筋を受け入れないので、意気が消沈する時期もあります。大人になって、鈍感な人間というイメージを受け入れて、色んな感情を湧き出してから、「お腹が空いた」という感覚がこういうような感じだと理解できます。

太宰治が敏感な人間だと思います。他人と自分の違いに気づくことがよくできます。

この本を読んでいるうちに、気持ちが重くなります。多分、「人間失格」という言葉が重すぎます。「人間」という資格を自分から奪って、肉体はどんな形で生きていくべきですか。



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