結構重い映画ですがおすすめです。
レバノン系カナダ人、とりわけケベック人だからフランス語の映画なんですが
アメリカの映画じゃないなと。良い意味でです。
母親も過酷な激動の人生を生きるのだけど
パレスティナ生まれの兄とカナダで育った双子の対比が
最も印象深いです。
彼らの違いは運命だけ?
この3人には何のコントロールもなかったことで
これほどにも違った人生を歩まなければならないなんて
たまたま生まれたのがパレスティナで
孤児院に預けられ過酷な中生きて来た兄と
刑務所で生まれたけれど覚えているかどうかという小さな時にカナダに渡って育った双子。
最後は皆カナダにいるという運命。
考えさせられました。
Nature Vs Nurtureと土地への執着。