地域内での認知度を高めるには?

その地域において広く知られたデイサービスになる方法を紹介

地域に開かれた施設になるために

2020-01-20 10:14:01 | 地域

地域のボランティアが来てくれる以外は地域交流もなく、地域内で施設の認知度が低いという問題を抱えているデイサービスは多く存在している。

その問題を解決するためには、まず生活相談員が中心となって施設を取り巻いている地域資源の洗い出しから始めていく必要がある。例えば、保育園や小学校などのように近隣の教育施設が近くにあるかどうかやボランティアセンターがどんな活動をしているかなど、身近な地域の情報収集からスタートしてどのような形で施設として貢献できるのかをスタッフ同士でアイディアを出していくことが大事だ。

そこで生活相談員は企画書を作成し、実施に向けた行動に移していくことが大切である。加えて、実際に企画を実施することができたら、良かった点や悪かった点、改善点などをミーティングで発表し合い、今後も継続していけるようなマニュアルを生活相談員が作成することが重要だ。

学生に関しては、見学会や職場体験を行うことで高齢者や認知症、介護職への理解や興味を深めるきっかけにもなる。このようなことを繰り返していけば、地域ボランティアの個人や団体、地域住民と積極的に関わることが日常となり、近隣の教育機関も保育園から大学まで地域によっては幅広い世代との交流を定期的に行えるようになる。

そうなれば、施設は地域とのつながりを大事にしていてオープンな存在であることがアピールでき、認知度も上がることで施設が地域に溶け込んでいけるようになるのだ。

今回の問題解決で活躍する生活相談員という仕事について詳しくはこちら⇒生活相談員のやりがい